新海誠タグを含むお薦め映画

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映画「秒速5センチメートル」観た

 | アニメ/人形アニメ  com(2) 
Tag:日本 新海誠 

製作:日本’07 60分
監督・原作:新海誠
ジャンル:ロマンス/ドラマ/青春

【あらすじ】小学校時代に過ごした1年間を特別な時間と感じていた遠野貴樹と篠原明里。小学校卒業と共に離れ離れとなるが、途切れそうな糸をつなぎとめようと高樹は大雪の降るなか彼女に会いに行く。だが、再会の時は一瞬で過ぎ…。

初見時は周りがうるさくて集中できなかった気がするんですが、今回の再見でじっくり見られました。切ないですね~。まあ二人のどちらかが積極的に動けば違う結果だったんだろうけど、一緒に居たのは小学生の1年間だけで、あんなに遠くに行ってしまって、しかも再会があんな上手くいかないことばかりなら消極的にもなるよなぁと思わないでもない。私自身消極的なタイプだし。
彼は「どうか先に帰っていてくれ」と願って、そして彼女は別れ際に「あなたなら一人でも大丈夫」みたいなことを言って、ホント似た者同士だったと思います。手紙の返事が待ち遠しくて何度も郵便受けを確認してるのに、返事を出す時には「こんなにすぐに出したら迷惑かな?」とか考えて、だんだんと返事が遅くなっていったんだろうなぁ…。子供の頃、従妹と文通してたのを思い出します。

ラスト、二人の間を隔てる電車(しかも2本!)が彼らの運命を表してるかのようでした。
でも、もし彼女が気付いていて去ったんなら、婚約中なのに気持ちが揺れるのを恐れたからだと思うよ。遠野君は、名前を呼んで走って追いかければいいのに。
彼女のことを見てたら、映画で時々見かける「ずっと好きな人への想いを胸に秘め続けていて、死の間際や老いてボケ始めた頃に子供や孫に暴露してしまう」又は「死後に日記などでバレてしまう」パターンが思い浮かびました。あと、金持ちの遺言でいきなり赤の他人の名前が出てきて殺人事件が起こるパターン(笑)
ほら、後々面倒なことになるから走れ!遠野!
…ただ、二人がくっつきそうになったら死亡フラグが乱立する気がするんだよね。なんとなく。

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「ほしのこえ」観た

映画「ほしのこえ」観た

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Tag:日本 新海誠 

ほしのこえ
製作:日本’02
監督:新海誠
ジャンル:SF/青春/アクション

【あらすじ】中学3年の夏、美加子は国連宇宙軍の選抜に選ばれたことを昇に告げる。翌年、美加子は地球を後にし、昇は普通に高校へ進学。地球と宇宙に引き裂かれたふたりはメールで連絡を取り続けるが…。

ファンタジー企画一作目は25分のSFアニメ「ほしのこえ」。
最初はただ「これを一人で作るなんてすごいなぁ」と思いながら観ていたんですが、だんだんとふたりの距離が離れて、メールのやり取りすら思う通りにいかなくなってくるに従って切なさがこみ上げてきました。
想いをこめたメールが届く時、彼らはまだ変わらずにいるのだろうか…?

メールって手紙と違って手軽で気軽なイメージがあるけども、そういうツールを使っても、シチュエーションによってはこんなにも想いを表現できるものなんですね。
宇宙の孤独感、距離と時間が隔てる彼らの想い、切なさに、ジーンときます。
戦闘中、ロボットの中で制服着用は違和感ありましたが、彼女が”日常”を忘れないために着ていると思えば納得できない事もないかな。宇宙服なしでも安全なロボット兵器ということで…。
短い時間にも関わらず、この世界観にどっぷり漬かれました。

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「秒速5センチメートル」観た
「言の葉の庭」観ました

映画「言の葉の庭」観ました

 | アニメ/人形アニメ  com(7) 
Tag:日本 新海誠 

言の葉の庭
製作:日本’2013
監督:新海誠
ジャンル:ロマンス/アニメ

【あらすじ】靴職人を目指す高校生のタカオは、雨の日は学校をサボり、近くにある庭園で靴のスケッチを描いていた。そこで、謎めいた女性ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま、雨の日の公園で逢瀬を重ねるようになり…。

雨の中、人気のない公園で、学校サボってる男の子と一緒の空間にいるというのが私的にファンタジーなんですが(私なら風のように消えます)、美しいアニメーションや雨の風景と相まって、その雰囲気に浸れました。
ふたりの距離感や、短歌の使い方、湿度まで感じられそうな透明感のある風景(同じ公園でも様々な顔を見せてくれる!)がとてもステキ。梅雨の時期に観たかったかな。
それに、ふたりの心情も静かにしっかり描写していたと思います。
タカオのユキノへの憧れや焦燥感(ユキノの素足の寸法を測るシーンがエロティック!)、夢を追う事を嘲笑う大人への失望、理解者のいない寂しさ…。
そんな彼の心に安らぎを与えていたユキノも、悩みや不安、寂しさに押しつぶされそうになっていることが、しだいにわかってきます。
その悩みは現代社会らしい設定なんですが、それにもかかわらず、彼らの今までの繋がりはなんだか昭和らしい香りがして、豪雨の中の告白シーンなども、懐かしささえ覚える安心感がありました。
前半が淡々と静かだっただけあって、このくだりはまさに激しい通り雨のよう。
過ぎ去った後の明るい空がとても爽やかでした。
あ、あとどうでもいいですが、生卵は食器の縁で割っちゃダメよ(笑)

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「ほしのこえ」観た
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