忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「永遠と一日」観た

永遠と一日
製作:ギリシャ/フランス/イタリア’98
原題:MIA AIWNIOTHTA KAI MIA MERA
監督:テオ・アンゲロプロス
ジャンル:ロードムービー/ドラマ

【あらすじ】北ギリシアの港町テサロニキ。不治の病の老作家アレクサンドレは、すべてに別れを告げ、明日病院へ行こうと決意していた。だが、娘の家へ向かう途中で不法入国の少年を保護。送り返されるのを嫌がる彼と行動を共にし始めるのだった。

BS2で連日アンゲロプロス監督作品をやっていたので観ました。
さすがに連続で観るときついですね。毎回「20分長い…!」と思ってしまったし、なんだか重い。あと、内容が重いのに幼い子供が登場するのがちょっと嫌でした。幼い頃の自分を投影してるのかもしれないけど。
とりあえず、ストーリーが好きでも嫌いでも、とてつもなく印象に残るシーンが幾つもあるので、彼のショートフィルムなら喜んで観たいです。

で、この作品ですが、内容が理解できたとは思えないけれど、静かに流れていくような展開は私好みでした。
ただ、セリフに詩が散りばめられていて、なおかつ(いつも通り)セリフのないシーンがたくさんあるので、セリフがある時に言葉が多すぎるというか、作品に溶け込んでないように感じてしまいます。
そもそも、詩(とジョーク)って翻訳が難しいと思うので、これじゃ本来の魅力なんてほとんど伝わってないのでは?
まあ、アレクサンドレが執着している詩人は、知らない言葉で詩を作り始めたんだけどね…。

原題の意味は邦題と同じ。アメリカ版は「ETERNITY OF A DAY」でETERNITYは”(死後に始まる)永遠の世界”という意味。最後のアレクサンドレの心変わりは、死を受け入れたということなんですかね?

■ Comment

おはようございます☆

昨日やっと見ましたので、読ませていただきました。

>最後のアレクサンドレの心変わりは、死を受け入れたということなんですかね?

ここのところも難しいですよね・・・見ている自分の気持ちで変わるというか・・・
この作品は、幻想部分だけど、珍しく快晴の空があって、超ビックリ☆
美しい空で海でした。イラスト、その感じがよくあらわれていて素晴らしいです☆

あと「エレ二の旅」だけ残っているけど、長いからずっと後にします。
最初に「霧の中の風景」を見てしまったので、これと「シテール島~」はまだ見やすかったです。

テオ監督が人気あるのはすごくわかりますよね・・・でも、いつも見たい人ではないなぁ~。
私はいつも出てくるあの「動かないで立っている人たち」が恐い・・・黄色い服もね。

ところで今夜「マルタ~」がオンエアされますね!
宵乃さんのイラストで、あのおばあちゃんに会いたくてたまらなかったので、楽しみです♪
2010/10/26 (Tue) 07:54  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ~。
ラストの解釈は次観る時にはまた変わってそうですよね。10年くらいしたらまた観ようかな。

> この作品は、幻想部分だけど、珍しく快晴の空があって、超ビックリ☆
> 美しい空で海でした。イラスト、その感じがよくあらわれていて素晴らしいです☆

ほんとにこのシーンの明るさは際立ってましたよね。薄暗いシーンばかり観ていたので、この作品はとても印象に残りました。
イラストは何度も塗りなおしたので、お褒めの言葉を頂けて嬉しいです。予想外に手こずりました。

> 最初に「霧の中の風景」を見てしまったので、これと「シテール島~」はまだ見やすかったです。

「霧の中の風景」は観てるのが辛かったですね・・・。わたしはあのラストに希望を見出せません。
印象的なシーンをいくつも撮っているひとだけど、まさに”いつも見たい人ではない”という感じでした。
”動かないで立っている人たち”も不気味!

> ところで今夜「マルタ~」がオンエアされますね!
> 宵乃さんのイラストで、あのおばあちゃんに会いたくてたまらなかったので、楽しみです♪

そう言っていただけると描いたかいがあります、ありがと~!
ほのぼのしつつ、パワーをもらえる作品なので、テオ監督作品の後だと癒されると思いますよ(笑)
2010/10/26 (Tue) 10:18  宵乃  

>「霧の中の風景」は観てるのが辛かったですね・・・。わたしはあのラストに希望を見出せません。

この映画は、誰も二人を愛さなかったという点が問題だと思いました。
母親がいるのに・・・なので私もあのラストに「希望」は見いだせなかったけど、
せめてもの“救い”に近い・・・うまく書けませんが、

良い事ではないけど、あのままの旅は続けられなかったという感じで、
仕方ない・そうせざるを得ない終わり方だったと思いました。

>では、11月も盛り上がりましょ~♪

コメントを有難うございました☆ では、いよいよですネ☆
ハイ、今回も盛り上がりましょ~う♪
2010/10/26 (Tue) 11:15  miri〔編集〕  

>miriさん

> この映画は、誰も二人を愛さなかったという点が問題だと思いました。
> 母親がいるのに・・・

そうですね、母親はいったいどうしたのか全く出てこないのが不思議でした。
幼い子供だけの旅は不安ばかりで観ているのが辛いです。

> 良い事ではないけど、あのままの旅は続けられなかったという感じで、
> 仕方ない・そうせざるを得ない終わり方だったと思いました。

わたしは彼らが死んだとは思っていなくて、だからこそこの先が辛すぎると感じました。
存在しない父親をさがして絶望して・・・。少女は体を売ることを知ってしまったし、弟を守るためなら何でもしてしまいそうで、考えただけで気持ちが悪くなってしまいます。
母親が捜索願でも出していればいいんですが・・・。
2010/10/26 (Tue) 11:55  宵乃  
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