忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「クイール」観ました

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Tag:日本 

クイール
製作:日本’03
監督:崔洋一
原作:秋元良平/石黒謙吾
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】飼い主の希望により、盲導犬訓練を受ける事になったラブラドール・レトリーバーの子犬。鳥の羽根のブチ模様があることから”クイール”と名付けられ、1歳になるまでパピーウォーカーの許で楽しく暮らす。やがて訓練センターへ入り…。

邦画で動物ものとなると、お涙頂戴になることが多くて身構えてしまうんだけど、これはそういうのは控えめで私好みでした。
まず、周りの人々が愛情に溢れているんですよね。元の飼い主やパピーウォーカー(盲導犬訓練を受ける子犬を一歳まで一般家庭で育てるボランティア)の夫婦はもちろん、飄々とした盲導犬訓練士、偏屈な視覚障害者とその家族など。言葉にしなくても彼らといる時のクイールの安心した表情を見るだけで、クイールは幸せな一生を送ったんだなぁと思えました。

視覚障害者の渡辺さんは多少偏屈なところもありましたが、見ていくうちにとてもいい人だとわかるんですよね。最初は「自分でできる!」と意地を張っていても、元から愛妻家で家族想いで面倒見がいいひとなので、クイールとも確かな絆を築いていきます。
椎名桔平演じる訓練士も良かったです。トゲトゲした言葉もさらりとかわして、言いたいことはちゃんと伝えてしまう。盲導犬と視覚障害者をつなぐ架け橋という感じでした。

盲導犬についてもわかりやすく説明してくれたし、ところどころ笑いもあるし(くまのピーちゃんとか犬の同窓会が最高)、クイールは可愛いし、動物好きならまた観たくなる作品だったと思います。

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■ Comment

こんばんは☆

崔洋一って、見た目が恐い感じだし「マークスの山」とか「月はどっちに~」だし、この作品を見た時(数年前)には

それはそれはビックリして、それ以降、この人をテレビで見かけると「クイールの人だからね、恐くない恐くない」と思おうと努力しています☆

>盲導犬についてもわかりやすく説明してくれたし、ところどころ笑いもあるし(くまのピーちゃんとか犬の同窓会が最高)、クイールは可愛いし、動物好きならまた観たくなる作品だったと思います。

動物の嫌いな私でも、涙いっぱい、心いっぱいに感激した作品です。
決して子供向けではなくて、本当に素晴らしい作品でした。
2010/08/16 (Mon) 19:39  miri〔編集〕  

>miriさん

>「クイールの人だからね、恐くない恐くない」と思おうと努力しています☆

わたしはこの監督さんの作品は「豚の報い」だけだったんですが、そんなに意外に思うということは、他の作品は「クイール」とは結びつかないような作品なんでしょうか?
小耳に挟んだはなしではとっても犬好きな監督らしいので、きっと犬と一緒の時は柔和な顔つきになるんでしょうね~。

> 動物の嫌いな私でも、涙いっぱい、心いっぱいに感激した作品です。
> 決して子供向けではなくて、本当に素晴らしい作品でした。

ですよね!
他の方の感想をちらほら読んだら、淡々としていて感動できなかったというひとが結構いて驚いたんですよ。最近、動物もの邦画で、ただ”泣かせる”のを目的としたものに当たることが多かったんですが、この作品は、命のこと、生きること、助け合うことを考えさせてくれて素直に感動しました。多くの人に観てもらいたい作品です。
2010/08/17 (Tue) 13:55  宵乃  

承認待ちコメント

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2010/08/17 (Tue) 17:33    

こんにちは

録画しようかどうか迷っていたら、監督が意外にも崔洋一だと知って即録画を決めました。
彼だったら単なるお涙頂戴には撮らないだろうと思ったから・・・。
でも結果、やはりめろめろに泣いちゃいました。
数年、視覚障害者の方に音訳をする活動をしていたので、映画の中で渡辺さんが”音の通信”を作っているシーンも良く分かりました。クイールが2年後に渡辺さんの白杖の音を察知するシーンはじ~んときました。
クイールの一生はまったく人間の生涯と同じように感じられます。今回は山田洋二が「今は家族といえばペットも入る」とインタビューで応えて選んだ100選(?)だそうです。
鳥の羽根模様がクイールという名前につながったのも素敵なエピソードでしたね。

>椎名桔平演じる訓練士も良かったです

彼が出演する映画やドラマをそうたくさん観てはいないのですが、ピカイチだったと思います。
訓練士だけでなく、視覚障害者に接する人らのスタンスは本当にあの通りです。勿論私らボランティアも教えに徹しました。

サンシャイン・クリーニングも良かったですよ!
2011/11/02 (Wed) 14:22  bamboo〔編集〕  

>bambooさん

> 録画しようかどうか迷っていたら、監督が意外にも崔洋一だと知って即録画を決めました。
> 彼だったら単なるお涙頂戴には撮らないだろうと思ったから・・・。

あはは、崔洋一さんの事はよく知らないんですけど、色々とすごい方みたいですね。
障害者や動物を扱った邦画のなかでも、この作品はとてもよかったと思います。泣けるけど、無理やり泣かされてる感じじゃないんですよね~。

> 数年、視覚障害者の方に音訳をする活動をしていたので、映画の中で渡辺さんが”音の通信”を作っているシーンも良く分かりました。クイールが2年後に渡辺さんの白杖の音を察知するシーンはじ~んときました。

お~、素晴らしいです!
朗読のボランティアがあることは知ってましたが、恥ずかしながらまったく関わったことがなく・・・。まあ、わたしがやっても噛み噛みでしょうけど(笑)
クイールを見てると、犬が人類のかけがえのない友達だという言葉が浮かんできます。今は家族でもありますね。家族映画でこの作品を選んだ山田洋二さんの発想が素晴らしい!

> 訓練士だけでなく、視覚障害者に接する人らのスタンスは本当にあの通りです。勿論私らボランティアも教えに徹しました。

そうなんですか~。取材をしっかり行っているんでしょうね。
それにしても、家事や仕事や趣味などと並行して、登山を精力的に行っていることだけでも驚きなのに、その上ボランティア活動にも力を注いでいるなんて・・・。心からbambooさんを尊敬します!

> サンシャイン・クリーニングも良かったですよ!

これは昨夜観ました。わたし的にはいまひとつ足りない感じでしたが、そのうち記事を書くかもしれません。
2011/11/02 (Wed) 16:02  宵乃  
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