忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー」観た

 | 伝記/自伝/実話  com(2) 

きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー
製作:アメリカ’02
原題:ANTWONE FISHER
監督:デンゼル・ワシントン
原作:アントワン・フィッシャー
ジャンル:★自伝/ドラマ

アメリカ海軍。喧嘩で分析医ダヴェンポートの診療を受けることになったアントワン。黙り込む彼をダヴェンポートは辛抱強く待ち続け、やがて彼は辛い少年時代を語りだす。しだいに心を許し、規則に関係なく診療を続ける彼だったが…。

実話をもとに、過去のトラウマを克服する黒人青年の姿をストレートに描いた作品。
心を開き始めたのに三回の診療でもう大丈夫と言われ、「ここで終わったら、どうしていいか分からない!」と必死に助けを求めるアントワンの叫び。気になる女性シェリルとのデートを成功させ、ダヴェンポートの家に押しかけて嬉しそうに話しだす姿。一度も会った事がない母親の居場所を掴み、先に眠っていたシェリルを優しく起こす仕草。母親との対面と、やっと見つけた家族に温かく迎えられるシーン。
過剰な演出もなく淡々と描いており、静かな感動を得られます。
すこし気になったのは、里親からの虐待を許すことで過去のトラウマを克服するシーン。結局、彼らは罰せられずに終わったんでしょうか?
実話と明言しているので性質の悪い人間に嫌がらせを受けていそうですが、きちんと罪を認めてほしい気がしました。
アントワンのような子供たちがこれ以上でないようどうすればいいのか、いろいろ考えさせられます。

■ Comment

こんばんは☆

今日、見ましたよ~! 一部フィクションとなっていましたね・・・。
人は一人では生きられない・・・彼女があぁいう人で、二人が心から愛し合えたから、家族(親戚)との再会を果たせたのでしょうね~。

でも私は、彼に突然来られて、何も言えず、逃げ、下を向いてしまい、キスを避ける仕草をし、彼が帰ってから涙を流した「実母」の気持ちも、本当に少しですが、分かるような気がしました。
きっと普通に結婚できて、彼を祝福の中で産めたら、母子ともに違う人生だったと思うのです。
だからと言って、実母を正当化しているわけではりませんが、人にはそれぞれの事情があるので・・・。

あの医師も、やはり彼の登場で人生が変わったのですよね・・・暗い秘密を、心つながる人物に共有してもらう時に、人は癒しを得られるのかもしれないですね・・・私にはよく分かる気がします。

また長くなってしまいました☆ ゴメンネ!
2009/12/28 (Mon) 19:41  サイ〔編集〕  

Re: こんばんは☆

> 人は一人では生きられない・・・彼女があぁいう人で、二人が心から愛し合えたから、家族(親戚)との再会を果たせたのでしょうね~。

ほんとに彼女の存在は大きかったですよね。それと、彼女に自分の気持ちをぶつけられるように励ましてくれたダウェンポートも。
父親の死、母親の不在、里親による虐待・・・不幸は続いたけれど、頑張って生きていればいい出会いもあるんだなぁと思わせてくれます。

> でも私は、彼に突然来られて、何も言えず、逃げ、下を向いてしまい、キスを避ける仕草をし、彼が帰ってから涙を流した「実母」の気持ちも、本当に少しですが、分かるような気がしました。

あのシーンはわたしも胸が詰まる思いがしました。何故刑務所に入ったのかはわかりませんでしたが、夫の死に方や家族に頼らなかったところをみると、いろいろ事情があったんでしょうね。迎えにいく勇気がなかったことを、これからも後悔しつづけるんでしょうか・・・。
いろいろ考えさせられる作品でした。

サイさん、いつもコメントありがと~!
2009/12/29 (Tue) 10:49  宵乃  
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