忘却エンドロール

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映画「ジャスティス(劇場未公開)」観た

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ジャスティス(劇場未公開)
製作:アメリカ’02
原題:THE BADGE
監督:ロビー・ヘンソン
ジャンル:ドラマ

ルイジアナ州の小さな町ルサールで、女性の他殺体が発見される。真面目とはいえないが住人に好かれる保安官ダールは、被害者が性同一性障害だと知って捜査する気を失くしていた。そんな時、酔って知事に絡んだせいで免職させられ…。

GyaOで鑑賞。同じ年に同じタイトルでブルース・ウィリス主演の作品があるので、完全に日陰の存在となっています。原題は「THE BADGE」
邦題から受けるイメージに反して、実際の主人公は酒飲みで女ったらしで偏見に満ちた男です。トラック事故が起きてもさして捜査もせず、散乱した荷物を住人に配り「次の保安官選挙はよろしくね」と人気取りを優先します。しかも、現場で見つかった美女モナに男性器があると分かった途端、もうやる気ゼロ。モナを知る人物スカーレットに遺体確認してもらった後、彼女がモナの妻だと聞いてつい笑ってしまうシーンには殴り飛ばしたい思いがしました。

そんなダメ男がまともに捜査をするはずもなく、その後は妻子との冷めた関係やら父親や弟との確執、町の有権者たちの思惑が明らかになっていきます。あまり事件と関係なくて「あれ?」という感じなんですが、妻と親しい知事に喧嘩ふっかけたのをきっかけに、モナと接点がある知事は(深読みしたのか何なのか)事件をもみ消すために彼を免職に追い込みます。(ここら辺よく分からなかった…)

最初は私怨と復帰のために捜査を始めたダールでしたが、もみ消そうとした理由や犯人の動機が”モナが性同一性障害だったから”という偏見からきたものだとわかり、自分が今までどんなに矮小だったかを思い知るんですよね。
ダメダメな主人公が、この事件とめぐり合ったことで保安官のバッジより大切なものに気付き、家族とも向き合えるようになる。そんな人間ドラマとしては、なかなかに楽しめる作品でした。
ただ、ジャケットや煽り文句(”事件をもみ消そうとする権力者にも屈しない保安官が、真実を追究していく姿を描くサスペンス”)に釣られたひとは、事件の真相にガッカリするかも。

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