忘却エンドロール

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映画「叫」感想

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Tag:日本 

叫
製作:日本’06
監督:黒沢清
ジャンル:ホラー/サスペンス

【あらすじ】殺人課の刑事吉岡は、女性が殺された現場で自分を示す痕跡を見つけ困惑する。その女性と面識はなく、真犯人が自分をはめようとしていると考えるが、捜査は難航していた。やがて、彼は不気味な女の叫び声を聞くようになり…。

何と言うか、どのジャンルに入れていいか迷う内容でした。
記憶が曖昧で自分が殺したかもと悩み憔悴してゆく主人公と、生身の人間っぽくて全然怖くない幽霊 (しかも笑える)、そしてよくわからないラスト。
面白い部分が色々あっても、その組み合わせが変なので混乱します。
とくに、彼の前に現れる”赤い服の女”は、とても幽霊とは思えないような描かれ方をしているんですよね。血色が良くて実体があって、それなのにわざとらしく髪が舞い上がったりして。急にスーパーマンみたいに飛び立った時には唖然としました。同じ監督が撮った映画「回路」に出てくる幽霊とはまるで違います。
そういう故意にやってるとしか思えない面白幽霊を見せたかと思えば、妙な雰囲気を纏った意味深な船頭が現れたり、不気味な廃墟を一人で歩くというホラーらしい緊張感高まるシーンがあったり。
ラストもそんな感じで、お約束な展開だけでは終わらせないというか、訳がわからないというか…。

”わたしは死んだ、だからみんなも死んでください…”
そう呟く赤い服の女の言葉通り、主人公が歩く町並みに人影が見当たらないのは、やっぱりそういう意味なんだろうか?

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