忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「(ハル)」観ました

 | ロマンス  com(6) 
Tag:日本 

(ハル)
製作:日本’96
監督:森田芳光
ジャンル:ロマンス/青春

【あらすじ】“ハル”というハンドル名でパソコン通信の映画フォーラムに参加した速見昇。それがきっかけで、(ほし)という人物とメールのやり取りが始まる。お互い相手の実像を知らないまま、二人は次第に本音を伝え合うようになり…。

GyaOで鑑賞。パソコン通信という言い方とか色々と時代を感じたけども、顔文字とか変わらないし、顔の見えない相手とのすれ違いも今と同じで、普通に楽しめました。
個人的にハルはあまり好きになれなかったものの、メールで心を通わせていく過程は意外と胸キュン。文字だけの画面が続くのに、音楽が二人の心情を表していて退屈しないんですよね。まあ、人によっては眠くなるかも…。いつもより時間が長く感じたのは確かです(笑)
この時代のパソコン通信って、あの様子を見ると画像はやりとりできなかったんですね。でも、もし簡単に画像を交換できる時代でも、あの二人は写真を交換しただろうか?あんまり想像できないなぁ。
新幹線の見送りのエピソードは、真剣にやっているところ悪いんだけど、ビデオカメラ片手にハンカチ振り合うシュールな画に笑ってしまいました。「ハンカチ振りに行きますね」の台詞からして、素で意味がわからなかったし。
にしても、ストーカーが怖すぎて、いつ事件が起こるかと冷や冷やでした。エロい事ばかり言うローズも、頭がおかしいか犯罪がらみを想像してしまいます。今なら完全にスパムメールだよ(笑)
そんなメールを読んで会おうと思うハルも危なっかしい…。
でも、ローズの正体には驚かされたし、分かってからいくつか伏線が思い当たって唸らされました。
あとは、深津絵里がとても可愛かったですね。心通わせた相手がこんなに可愛いとか、ハルは超幸せ者!!
しかも、不器用そうに見えて様々な職業をこなすスペックの高さ。司書の資格は大学時代に取ってたのかな。…まあ、それを言うなら中国語マスターしたハルもすごいけど。
タイトルはあの男のハンドルネームなんですが、見る前はてっきり深津絵里の事だと思ってました。終盤にわかる、その名前に関する告白も良かったです。何気ないところに運命って転がってるもんですね~。

(ハル) [DVD]

■ Comment

コメントを有難うございました☆

>まあ、人によっては眠くなるかも…。いつもより時間が長く感じたのは確かです(笑)

2015年の映画ではないですものね~笑。

>ビデオカメラ片手にハンカチ振り合うシュールな画に笑ってしまいました。

ほほほほほ・・・笑えましたか? 私的には初見時、すごく胸がいっぱいになったシーンで(笑)。 今見ても熱い想いになってしまう(笑)。 世代の違いかな?

>でも、ローズの正体には驚かされたし、分かってからいくつか伏線が思い当たって唸らされました。

このあたりは本当にうまかったですね、監督を大きく見なおした部分でした。 マジ、サスペンスでした(笑)。

>あとは、深津絵里がとても可愛かったですね。心通わせた相手がこんなに可愛いとか、ハルは超幸せ者!! 以下・・・

俳優は二人と周りの人もそれぞれ良かったと思います。

今現在でも、画像のやり取りなしの、ネットでの真面目な出会いはあるように思います。 ・・・というか、今後はネットなしの世界は考えにくいから、どんどん変わってゆくのでしょうね~。

「えっ? むかしは実際に会える人の中からしか、恋人は選べなかったの?」なんて、孫(?)に真面目に聞かれる日が、いつかずっと先にでも来そうです(笑)。

素敵なイラストで、ガン見しています♪


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2015/03/06 (Fri) 19:34  miri〔編集〕  

>miriさん

> ほほほほほ・・・笑えましたか? 私的には初見時、すごく胸がいっぱいになったシーンで(笑)。 今見ても熱い想いになってしまう(笑)。 世代の違いかな?

そうですね~、ハンカチを振る行為自体、最近ではあまり見かけない気がします。船とかならまだしも、一瞬で通り過ぎる新幹線ですから。
それに、一瞬だからこそビデオカメラ越しより肉眼で見たい。

> このあたりは本当にうまかったですね、監督を大きく見なおした部分でした。 マジ、サスペンスでした(笑)。

人のメールを勝手に見るとか怖い妹ですよね。
家族でパソコンを共有するとき、アカウントを分けてパスワードを設定している人がいると聞いて不思議に思ってたけど、こんな家族なら仕方ないと納得です(汗)

> 今現在でも、画像のやり取りなしの、ネットでの真面目な出会いはあるように思います。
> 「えっ? むかしは実際に会える人の中からしか、恋人は選べなかったの?」なんて、孫(?)に真面目に聞かれる日が、いつかずっと先にでも来そうです(笑)

あはは、ありそうですね。
時の流れを感じる作品でしたが、これからどう変化していくかも考えさせるなんてやるぅ!

> 素敵なイラストで、ガン見しています♪

ありがとうございます♪
良い表情してますよね~。
Gyaoだったので、このシーンを探すのに苦労しました。すぐスクリーンショットをとっておけばよかった!
2015/03/07 (Sat) 14:55  宵乃〔編集〕  

な、懐かしい時代です・・・

宵乃さん、こんばんは!

「(ハル)」、Gyaoで観られるんですね!わー、早速観に行ってきます!!


・・・あ、でもまず最初にコメントを(笑)。

この映画、私はむかーしの深夜テレビ放映で観たことがあるんですが、確か公開当時は「人間関係が希薄となった現代のナンタラカンタラ~」とオジサマ批評家が言っていたんですよ。で、そんな論評を目にしながら「パソコンをやったこともないくせに何てコトを言うんだ!こんなにも繊細な恋心の描写ってないじゃないかー」と私は思っておりました。

というのも、私は1995年の【Windows95】の登場でネットデビューした世代になるため、97年くらいにはこういったパソコン通信をやっていて、ダイヤルアップ回線、チャット、ICQ、テレホタイムなんていう時代を通り抜けておりました。しかも学生時代にやった一番最初のパソコン通信は、平仮名じゃなくてアルファベットだったので、この映画の時代はかなり発展した世界だと思います(笑)。

画像の送受信なら、確か98年頃なら既にメールでやり取りできていた(但し圧縮し忘れたりすると受信するのに1時間くらいかかったりして大変だった)のですが、宵乃さんが書かれていたような"画像のやりとり"って、この当時はどうだったんだろう???と、今になって思いました。90年代後半ってものすごいスピードでネット世界が急激な変化を遂げた時代なので、「顔を知らずに文字だけでやり取りする二人」という設定がギリギリ活きていた時代だったのかもしれませんね。

私も当時、一対一では会いませんでしたが、文字の世界だけで仲良くなった仲間たちとオフ会を開いて実際に会い、世代や職種を超えて盛り上がった懐かしい思い出があります^^ みんないい人たちだったので、今思えば本当に良い時代だったのかもしれません。犯罪に巻き込まれなくてヨカッタ・・・

宵乃さんのおかげで「もう一度観直してみよう!!」と思えました。ありがとうございます♪再見したら、また寄らせていただくかも・・・
いつも長文になってしまって本当にスミマセン!
2015/03/08 (Sun) 21:06  はなまるこ〔編集〕  

>はなまるこさん

いらっしゃいませ、いつもコメントありがとうございます♪
今観ても思い切った作品ですから、当時は賛否両論だったでしょうね~。

> 「パソコンをやったこともないくせに何てコトを言うんだ!こんなにも繊細な恋心の描写ってないじゃないかー」と私は思っておりました。

確かに、パソコン経験がないと雰囲気がわからなくて、そこで拒絶したり、興味を失ってしまうかもしれません。入り込みにくさはあると思うけど、しっかり見れば二人の心の機微が丁寧に綴られているのがわかるのに!

> ダイヤルアップ回線、チャット、ICQ、テレホタイムなんていう時代を通り抜けておりました。
一番最初のパソコン通信は、平仮名じゃなくてアルファベットだったので、この映画の時代はかなり発展した世界だと思います(笑)。

お~、win95ですか。以前、叔父の使い古しを貰った気がするけど、私は一度も触った事ないや(汗)
はなまるこさんが挙げたICQと映画内で言われてたアルファベット3文字くらいの単語がわからなかったです。
最初はアルファベットだけだったのもびっくり。メールとか長文のやり取りが大変そう!

> 画像の送受信なら、確か98年頃なら既にメールでやり取りできていた(但し圧縮し忘れたりすると受信するのに1時間くらいかかったりして大変だった)

98年頃にできるようになったという事は、一般に浸透するのはもう少し後かな?
にしても、もし途中でキャンセルできなかったら通信費がとんでもない事になりそう…。

> 90年代後半ってものすごいスピードでネット世界が急激な変化を遂げた時代なので、「顔を知らずに文字だけでやり取りする二人」という設定がギリギリ活きていた時代だったのかもしれませんね。

ですね~。最新のパソコンが1年もすれば旧式になってしまう時代で、本当に限られた期間にしか成立しない物語でした。監督には「よくぞ撮ってくれました」とお礼を言いたい!

> 文字の世界だけで仲良くなった仲間たちとオフ会を開いて実際に会い、世代や職種を超えて盛り上がった懐かしい思い出があります^^ みんないい人たちだったので、今思えば本当に良い時代だったのかもしれません。犯罪に巻き込まれなくてヨカッタ・・・

それは素敵な思い出ですね。鑑賞後に他の方の感想をちらほら読んでいたら、この時代は通信費が高いのでスパムメールは割に合わず存在しなかったと知りました。ちょっとした衝撃でしたよ(笑)
進化したり自由度が増しても、いい事ばかりじゃないと気付かされました。

> 宵乃さんのおかげで「もう一度観直してみよう!!」と思えました。ありがとうございます♪

そう言って頂けて私の方こそ嬉しいです♪
再見されたら、ぜひまたお話しましょうね~。
2015/03/09 (Mon) 08:09  宵乃〔編集〕  

さっそく再見できました!

またまたこんばんは^^

宵乃さんのおかげで、この映画をもう一度観ることができましたよ~☆
色々と記憶から抜け落ちていたことや、当時は全然気にも留めなかった部分など新たな発見が沢山ありました。むかし観た映画を観直すって、とても新鮮な気持ちになれて嬉しいものですね。Gyaoと宵乃さんに大感謝です!!

コンパニオンの時に出会うブームの宮沢和史さんが、ほしから別れ(?)を切り出されたショックで「・・・また、思い出が一つできてしまった」とか暗い目で言うシーンがあったんですけど、もう全然忘れていたので(たぶんシリアスなシーンなんでしょうけど)素で思いっきり吹いてしまいました。時代を感じます(笑)。

しかし、深津絵里さん本当に可愛らしかったですねー。宵乃さんの描かれている寛いだ表情のほしを映画の中で観て「あ、これ宵乃さんの絵だ!!」と思いました(笑)。先にこちらを見ておいてヨカッタです♪本当にありがとうございました(^-^)←顔文字

記事にしましたのでTB送ってみますね!
2015/03/27 (Fri) 21:29  はなまるこ〔編集〕  

>はなまるこさん

こちらもいらっしゃいませ、さっそく再見なさったんですね♪
コメント&TBありがとうございます。

> むかし観た映画を観直すって、とても新鮮な気持ちになれて嬉しいものですね。

そうですよね~。当時映画館で観た映画ってだけでも思い入れがあるものなのに、さらにパソコン通信やこの時代にも深い思い入れのあるはなまるこさんならなおさらでしょう。再見を楽しめたようでよかったです。

> 「・・・また、思い出が一つできてしまった」とか暗い目で言うシーン
> 素で思いっきり吹いてしまいました。時代を感じます(笑)。

ふふふ、ちょっとしたところに時代が表れてて、今見ると「え?」って言うところもありましたね。これも再見の醍醐味でしょうか。

> 寛いだ表情のほしを映画の中で観て「あ、これ宵乃さんの絵だ!!」と思いました(笑)。先にこちらを見ておいてヨカッタです♪本当にありがとうございました(^-^)←顔文字

こちらこそ、気付いて下さって嬉しいです!
(^ー^)(^ー^)(^ー^)←顔文字乱用
2015/03/28 (Sat) 12:55  宵乃〔編集〕  
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『(ハル)』 (1996/日本) ※ラストの展開について触れています
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