忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「砂塵」観た

 | 西部劇  com(4) 

砂塵
(2013/6/7イラスト追加)
製作:アメリカ’39
原題:DESTRY RIDES AGAIN
監督:ジョージ・マーシャ
原作:マックス・ブランド
ジャンル:★西部劇

イカサマ師に農場の権利を奪われ、彼を逮捕しようとした保安官が姿を消す。後任には酔っ払いのウォッシュが選ばれ、彼は勇敢な保安官補デストリーの息子トムを呼び寄せる。しかし、現れたのは銃を持たない頼りなさげな青年で…。

今まで観たものとは違ったタイプの西部劇でした。
まず主人公が銃を持ってないし、ヒロインと惹かれあうのを丁寧に描いているし、最後は銃ではなく”女性陣の結束”で解決してるし…たぶんこういうのは珍しいんじゃないでしょうか。
まあ、ストーリーはいかにも”西部劇”なんですけどね。そこにちょっとコミカルな人物が加わっていい味出してます。
なかでも、お飾りのつもりで保安官後任に充てられた酔っ払いのウォッシュが好きです。保安官になった途端に心を入れ替え張り切ったり、主人公が悪党達にいいようにされているのを見てやきもきしたり可愛いおじちゃんです。
あとは、主人公の”俺の友達が…”と事あるごとに切り出す癖?が妙に可笑しかったです。実は凄腕の銃の使い手なのに酒場でミルクを頼んだり、悪党を野放しにしているかと思えばしっかり捜査を進めていたりと、見せ方が上手く魅力的な主人公になっていました。
ヒロインの方も遜色なく、女同士でつかみ合いの喧嘩をしたり、妖艶な雰囲気を漂わせて歌ったりと色んな顔を見せてくれます。
最後のキスシーンは鳥肌ものでした。

■ Comment

マリーネ・デイトリッヒッは美人ね。

 いや~『ファイヤーウォール』時には失礼しました。モロヘイヤを煮るのに焦っていて、名前を書くのを忘れてしまいました。そうです、あのコメントを書いたのはワタクシでした。よくお分かりでしたね。お目が高い。

 さて、私も『砂塵』観ました。話の筋としては良かったんですが、私は少し物足りなさを感じてしまいました。ジェームズ・スチュワートとマリーネ・デイトリッヒですから、もう少しこの二人の駆引きを見たかったなあと思います。例えば、デイトリッヒ演ずるフレンチーと、ズボンを巻き上げられてしまった男の奥さんが取っ組み合いの喧嘩をして、スチュワート演ずるトムが水をザッパリかけるシーンがありますが、そこではフレンチーの気の強さが目立っている。しかし、その後トムがフレンチー宅に謝りに行き、「君は素顔の方が…」なんて言われると、スッと化粧を落としたりして心変わりして。殴りかかったり、店のものをビュンビュン投げつけたり、椅子で応戦したりと、あれだけ強気に振舞っておきながら、女心と秋の空では済まされませんぞ。もうチョット欲しかったなあと思います。
 それと、ラストへの展開。トムは銃を使うことをあんなに嫌がっていたのに、ウォッシュの死をきっかけにガンベルトを巻き付けて、ダイナマイトを投げつけてる。う~~ん。。。そこまでウォッシュに愛着心があったんでしょうか。そういったシーンが垣間見れなかった…ような気がする。。。

 この作品は原作があるみたいなので、原作はもうチョット話が濃いのかもしれませんね。それに、昔の映画ほど脚本が練られているから、私が浅薄なだけかもしれませんな。時間を気にせず観れたし、痩せ型のジェームズ・スチュワートを見れたということだけでも、イイと思います!!
2009/10/18 (Sun) 23:01  期待マン  

Re: マリーネ・デイトリッヒッは美人ね。

こんにちは。あのコメントは期待マンさんだったんですね。ふぅ、間違ってなくてよかったぁ~。
・・・モロヘイヤですか(笑) 健康第一ですね、庭で育ててみようかな。

>  しかし、その後トムがフレンチー宅に謝りに行き、「君は素顔の方が…」なんて言われると、スッと化粧を落としたりして心変わりして。
>  あれだけ強気に振舞っておきながら、女心と秋の空では済まされませんぞ。もうチョット欲しかったなあと思います。

確かに気が早いですね(笑) トムが彼女の心を動かすような行動をとって、それをじっと見つめるフレンチー、とか欲しいところ。

>  トムは銃を使うことをあんなに嫌がっていたのに、ウォッシュの死をきっかけにガンベルトを巻き付けて、ダイナマイトを投げつけてる。

わたしもそれは気になってました。ダイナマイトって、もうやる気満々ですよね。女性陣の結束であそこまで出来てしまったんだから、彼ももうちょっと別の方法を検討するそぶりくらい見せても良かったような。ウォッシュへの愛着は・・・う~ん、気付きませんでした。たぶん私がウォッシュに愛着があったから、気にならなかったんでしょうね。

原作はきっと、もっと長いんでしょうね。
映画はコミカルな雰囲気が楽しい作品でした。
2009/10/19 (Mon) 07:43  宵乃からす  

デーイトリッヒのイラスト、このまんまでした☆

歌い踊りながら、PCから飛び出てきそうです!
すんばらすい☆

上のコメントの方と同じ時に見ました。
(宵乃さんのご鑑賞の再放送だと思います)

>今まで観たものとは違ったタイプの西部劇でした。

ハイ、とても驚いて、保存してあります。
今は内容は うすら ぼやけて いますが、大まかな点は覚えています☆
良い作品でした。

>最後のキスシーンは鳥肌ものでした。

これも覚えていますよ~!
もしも再見する事があったら、もっとお話ししたいです♪


***********************


>「ピストルオペラ」は世界観が良く似ているんですが、若い頃に観たせいなのか意味がよくわからなかったです。
>監督が「ツィゴイネルワイゼン」(未見)の方だと知って、「そうだったのか~」となんとなく納得してしまいました。

エッ?その映画、邦画で、しかも鈴木清順監督作品なんですか?
ビックリ~!
タイトルで「最近の洋画」かと思いこんでいました(笑)。

鈴木監督は、篠田監督より、年長で、ベテランで、
そのうえ何と言うか「そういう系統の作品」を
元々作っていらっしゃったと思うので、
この場合、パクリとかではなく、偶然似てしまったのではないでしょうか?
本当の事は分かりませんが・・・。

なお、鈴木監督は、宵乃さんなら「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」を
ご鑑賞と思います(共同監督)。


2013/06/07 (Fri) 19:56  miri〔編集〕  

>miriさん

> 歌い踊りながら、PCから飛び出てきそうです!
> すんばらすい☆

ありがとうございます。「男どもをトリコにしてやるわ!」というプロの表情でしたね~。ケンカしてる時とはまるで違う(笑)
miriさんは再放送の方をご覧になってましたか。同じように感じたようで嬉しいです♪
わたしも内容を忘れかけているけど、録画は消しちゃったんだよな~。また2~3年以内に再放送があると思うし、その時は再見したいです。
そしたらまたお話しましょうね!

> ***********************

> 鈴木監督は、篠田監督より、年長で、ベテランで、~
> この場合、パクリとかではなく、偶然似てしまったのではないでしょうか?

わたしもちょっと気になって調べてみたら、「ピストルオペラ」は67年の「殺しの烙印」の後日談的なものらしく、「夕陽に~」は61年だったので「これは」と思ったんですよ。それ以前の作品は「けんかえれじい」くらいしか知らなかったのもので…。そういう系統の作品をたくさん撮ってらしたんですね。

> なお、鈴木監督は、宵乃さんなら「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」を
> ご鑑賞と思います(共同監督)。

あはは、あれもですか。あれもぐだぐだだった覚えがあります。やっぱりこの方の作品は合わない気がする。
2013/06/08 (Sat) 10:30  宵乃〔編集〕  
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