忘却エンドロール 映画「日の名残り(ひのなごり)」観ました
素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ
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宵乃さん、こんにちは 父親との関係 〉僕は尊敬はあれど愛情が有ったか疑問に思っています。(これは観た時から) 仕事に戻った時、何人もから異変を察知されて「泣いてるような」とまで言われてるから喪失感、ショックは勿論、有ったでしょう、人間ですから。 でも、死が目前に迫ってるのが明白にもかかわらず 「いい父親だったかな?」の問いに答えられず後回しにしています、「いいお父さんでしたよ、また後で」と言うのに3秒も掛からないのに。 ※プロの役者が親の死を舞台で客に悟られないように、ブロの執事なら、やはりゲストや主人に悟られないだろう、彼が本当に名執事なのか、あの時点では怪しいという説もありました。 ケントンへの愛〜この生き方しか知らなかったからだと 〉僕も同意です。執事業に関する以外、彼の知識はあの蔵書によるものしかなかった、イギリスの田園風景も恋愛も、女性の愛にどう答えていいのか解らず、自分の世界での対応しか出来なかったのだと思っています。 ヨーロッパを動かす重大な秘密会議の執事として名誉ある貢献をした、それが彼の誇りだったのに、それが無益どころか害悪でしかなかった。 屋敷は親族誰もが引き取らず、新しい主人はアメリカ人。 ぎりぎり保っていた彼の自己基盤も崩壊しかける、そこへ忘れた事ないケントンから手紙が来た、本当に「スタッフ不足を補う為」なら手紙、電報で済むのに、した事もない旅行に出る目的は只一つ、彼女に会って昔に戻りたかったという事なんだと思いました。(彼女に対する想いは勿論ある)
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