2016年03月に観たお薦め映画

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

実験!安い落雁をふやかして加熱すると何になる?

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サブ機のvistaのHDDがとうとういかれて、新しいのと交換するのに手間取って映画をあんまり観てません。
というわけで、ふと思いついたことを実験して記事にすることにしました。
仏壇に供えたりする、花の形などに固めた粉っぽい和菓子があるじゃないですか。あれって何というお菓子なのかと思って調べたら打ち菓子の一種で、落雁とも言うんですね!?
わたし"落雁”って秋田のもろこしみたいな、小豆の粉や砂糖などを固めたものだけだと思ってました。
だってぜんぜん味や食感が違うじゃないですか。同じ名前で呼ばれてるなんておかしいでしょ!
仏壇に供えられているモロモロした食感の落雁は、みじん粉(蒸したもち米を、乾燥させひいて粉にしたもの)、でんぷん、砂糖などを押し固めたものだそうです。そりゃ、食感が悪くなりそうだわ…。

でも、水分を加えてα化させれば、普通に餅状のものができるのでは?と思い、実験することにしました。
使ったのは、スーパーで買ってきた普通の安い落雁です。
落雁1
これに水を加えて、一晩置いたものがこちら。
落雁2
時間をかけてふやかす方が軟らかくなりそう?
そして、10分くらい蒸したものがこちら。
落雁3
ほら、ぷるぷるの餅状になってる!
食べてみたところ、中央がまだ粉っぽかったものの、それなりに餅っぽい状態になってました。冷めると硬くなるので水が足りなかったようです。とろとろになるくらい水を入れて、よく混ぜてから一晩置いた方がよかったかも。
そして、甘いだけで風味も何もないので、抹茶やきな粉、あんこなど、加熱前に混ぜておくと、美味しい「ういろう」になると思います。
そう「安い落雁をふやかして加熱すると何になる?」の答えは「ういろう」でした!
ういろうの材料も、米粉などと砂糖と水なんですよね。落雁の処分に困った時は、水と抹茶などを加えて「ういろう」を作ってみてはどうでしょう?

他にも、クッキーやホットケーキなどに混ぜてもいいらしいです。
水分を含むと柔らかく溶けるので、落雁を砕いてから…なんて面倒なことをする必要もありません。
案外お菓子の材料として使いやすいかもしれませんね。

映画「レ・ミゼラブル(1998)」観ました

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Tag:デンマーク 

レ・ミゼラブル(1998)
原題:LES MISERABLES
製作:アメリカ・デンマーク’2012 133分
監督:ビレ・アウグスト
原作:ヴィクトル・ユーゴー
ジャンル:★ドラマ/文芸

【あらすじ】1812年、19年の刑期を終えて仮出獄したジャン・バルジャンは、銀食器を盗んだ自分をかばってくれた司教との出会いから、改心を決意。9年後、ヴィゴーの工場主兼市長として、市民の尊敬を集める男に生まれ変わるが、新任の警察署長ジャベールに正体を見破られ…。

再見。リーアム・ニーソンもユア・サーマンも、今まで観た中で一番良かった気がします。原作は読んだことはありませんが、映画として良くまとまっていて引きこまれました。(ラストの余韻がもう少しほしいけど)。
とくに、ジャベールさんがどうしてあそこまでジャン・バルジャンに執着したか、再見によって自分の中で納得できたのがよかったです。
父親は盗人で、母親は淫売だったというセリフ。彼はきっと両親を憎んで、自分の力では二人を変えることは出来なかったんでしょうね。なので人の素養は生まれた時に決まって一生変わることはないという説に飛びついて、そして悪人を徹底的に取り締まるという方法で過去を乗り越えようとした。
そんな時、自分や法の手から逃れようとするジャン・バルジャンに出会い、両親への憎しみを彼に重ねてしまったんでしょう。

最後の彼の決断は、ジャン・バルジャンとの出会いから”人は変れない”という信条に揺らぎが生じ、何が正しいかわからなくなった。けれど、法に背くことはできない…。その板ばさみによるものだと納得できました。
ただ、そのまま終わるのはなぁ。時間が足りないのはわかるけど、ロングショットで家族と再会する後姿とかほしかったです。
恋に恋するコゼットと英雄思考の彼氏が、あの先ふたりでやっていけると思えないから、ちゃんと再会するのがわかる方が安心できるので(笑)

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「レ・ミゼラブル~輝く光の中で~」観ました

一言映画感想(3/20~3/23)

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ショートアニメのおかげでまとめ感想がもう溜まりました。あと1本、記事にする予定の作品があるんだけどね~。

3/23「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」

前半は旦那さんや息子たちの深い愛情にすごく感動。でも、後半は泣けたものの背景がよくわからなくて付いていけなかった。被選挙権剥奪されたと言ってたのに何事もなく選挙で勝ってるし、一度自由の身になったと言っていたのに何年も軟禁されていたと書かれてたし。よくわからん。とりあえず、妻の身を守るために自分にできることは…と考えて、ノーベル平和賞を思いつく旦那さんに惚れた。

3/22「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」

「アナ雪」は未見。エルサはよっぽど寂しい人生を送ってきたんでしょうね。今までできなかった分を全部やってあげようというお母さんみたいな感じでした。しかし、ほとんどのプレゼントが物っていうのが…旅行とかできないのかな?あと、くしゃみをすると雪の精が生まれるのが可愛かった。彼女は神話的存在なんだろうか。

3/22「愛犬とごちそう」

犬が生き生き描かれているものの、飼い主がファーストフードを犬にも食べさせるクソ野郎で引いてしまった。でも、失恋して落ち込む彼のために、大好きなごちそうに目もくれず、また自分の食べたいものが食べられなくなるかもしれないのに、彼女を連れ戻そうと奮闘する姿にホロリ。飼い主は嫌いだけどアニメとしては好きです。

3/22「紙ひこうき」

ピクサーの白黒無声短編アニメ。仕事中に向かい側のビルで一目惚れした女性を偶然みかけて、紙ひこうきで必死に気付いてもらおうとする7分のロマンス・ファンタジー。とてもよくできていて、7分とは思えない見応え。想いをのせた紙ひこうきが恋のミラクルを起こします。主人公の顔がなんとなく大友克洋のキャラっぽい。あの後ぜったい彼は会社をクビになるね(笑)

3/20「フィクサー」

内容がまったく思い出せなくてうっかり再見。でも初見は吹き替えで五月蝿かったとあったので、字幕で静かに観られたのはよかった。結局ひとつも面白くなかったけど。この監督さんとは相性が悪い!

映画「知りすぎていた男」観ました

知りすぎていた男
原題:THE MAN WHO KNEW TOO MUCH
製作:アメリカ’56 120分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
ジャンル:★サスペンス

【あらすじ】モロッコに家族旅行に来たベンは、バスで知り合った男の死に立ち会う。その時、某国の首相暗殺計画を知らされたために、息子ハンクを暗殺犯たちに誘拐されてしまうのだった。彼と妻ジョーは、警察の助けも借りず犯人を探し始める。

好きなんだけど、タイトルが覚えられない作品(笑)
事件が起こってからが見事ですね~。再見なのにすっかり忘れていて『人の良さそうな顔に騙された~!』となりました。息子のことを知って取り乱すジョーの姿にはウルウルくるし、してやられたベンの胸中を思うと…。
ただ、一度犯人のアジトに迫るところは、もうちょっとどうにかならなかったのかな?
警察に正直に話さなくたって、悲鳴や銃声を聞いたとか嘘をつけば突入できたのではと思ってしまいました。まあ、バレたら怒られるでしょうけど。
劇場でのジョーの葛藤も見事でしたね。何よりも大切なもののために、目の前で起ころうとしている凶行を見て見ぬ振りができるのか!?
そして、やはり見どころは終盤の「ケ・セラ・セラ」と坊やの口笛のくだり。この名シーンがあのおばさんの良心によるものだったなんてすっかり忘れていたので、余計に感動しました。
ラストは「まだいたのかよ!」なあの人たちがオチを持っていってクスリと笑わせてくれます。

しかし、思い返してみると主人公ろくに活躍してねー!
実はベンは主人公じゃないの?タイトルにもなってるのに…。
最初の出会いに作為的なものを感じたのは奥さん。あの夫婦の目線に気付いたのも奥さん。アンブローズ・チャペルの真実に気付いたのも奥さん。暗殺を止めたのも、最後の計画の要も、息子のSOSを聞けたのもぜんぶぜんぶ奥さんのおかげ!
主人公の活躍って、最後の犯人を倒すところだけじゃね?
ここまでヒロインの引き立て役で、ジェームズ・スチュワートはよくこの役を引き受けたな~と変なところで関心してしまいました。

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「レベッカ(1940)」観ました

一言映画感想(3/8~3/19)

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ゲームばっかりで、ブログ更新のことをすっかり忘れてました(汗)

3/19 名探偵ポワロ第21話「あなたの庭はどんな庭?」

今回はポワロさんがバラの名前になって大喜び。潔癖症の彼が園芸を趣味にしてるなんて驚きです。空の種袋を渡されたことから始まるミステリアスな事件は引き込まれたけど、大使館でカマをかけたところがよくわからなかった。花粉症とファイルバラバラ事件など、サイドストーリーも面白い。しかし、酒飲みたさに除草剤の瓶に入れるとは…よくやるなぁ。

3/13「スパイアニマル Gフォース」

子供が好きそうな要素はたくさんあるし、動物の生き生きしたCGと魅力的なガジェット、アクションの見応えもあるんだけどね~、個人的に笑えるところがほとんどなかったのが残念。あと敵に個性がなくて巨悪感が足りない。こなれた監督さんだったらもっと面白くなってた気がする。

3/12 名探偵ポワロ20話「スタイルズ荘の怪事件」

アガサさんの処女作にして、ポワロさんとヘイス、ジャップ警部の3人が初めて一緒に捜査した記念すべき事件。そしてヘイスの失恋記念日(笑)犯人はお約束通りだったものの、トリックが興味深い。アガサさんは化学好きね。にしても、遺産目当てだと思ったなら探偵に素行調査させればよかったのに。

3/10「天国から来たチャンピオン」再見

過去記事「天国から来たチャンピオン」に追記。

3/8「ヨーク軍曹」

かなり尾ひれがついてそうな伝記。作中でも伝言ゲームで話が大きくなる様子を入れているから、そういう伝説として受け取ってねということでしょう。暴れん坊なヨークが恋によって目標を持ち、挫折と奇跡によって信仰に目覚める前半は面白かった。老け顔?なお母さんと人格者な牧師さんのキャラと見せ方が素晴らしい。でも、戦場で彼がヒーローになるくだり(殺しまくり)をおとぎ話みたいなゆるさで見せるのはどうも受け付けないなぁ。

映画「おいしい生活」観た

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Tag:ウディ・アレン 

おいしい生活
原題:SMALL TIME CROOKS
製作:アメリカ’00 95分
監督:ウディ・アレン
ジャンル:★コメディ/犯罪/ロマンス

【あらすじ】少し間抜けな泥棒レイは、銀行の二つ隣の店が売りに出されているのを見て、地下からの銀行強盗を思い立つ。カムフラージュのため妻フレンチーがクッキー屋を始めるが、思いがけず店が大繁盛してしまい…。

たぶんウディ・アレン監督の名前を覚えた作品ですね。この作品で彼の作品をもっと観てみようと思って、他のはわりと毒があって「あれ?」と思ったような。
再見してみるとなんてことない作品だったけど、それでも大好きです。
何が好きって、トンチンカンなことばかりやってるレイとフレンチーが、可愛くて憎めないんですよ。

レイはどうみても泥棒の才能なんてないし、奥さんが巻き込まれるのも気にしないでスリルを求めるあたりダメ夫すぎるんですが、金持ちになっても今まで通りの生活を好み、上流階級の人々になんと思われようが構いません。
でも、フレンチーが遠い人になってゆくのだけは寂しくてたまらない!
そんなだから、久しぶりのファーストフードに感動する様子や、泥棒計画で目を輝かせる姿などをみてしまうと、フレンチーが彼に愛想を尽かさなかったのもわかる気がしてしまいました。

夫のしょうもない計画に振り回され、文句を言いながらもしっかり自分の役割は果たす健気なフレンチー。手作りクッキーでお客を虜にしたり、上流階級の仲間入りをしようと必死に勉強するところが大好きです。
傍から見たらドン引きレベルの滑稽さなんだけども、生まれ変わるため前向きに頑張る姿を見たら、やっぱり憎めないんですよ。それどころか応援したくなってします。
ヒュー・グラントが演じるインテリ男が嫌な奴で、よけいにフレンチーの単純さや裏表のなさに目が行くのかも。
そして、なんだかんだでラブラブな夫婦の、彼ららしい顛末もよかったです。
思い出の鍵開け技術や、成金生活で身につけた鑑定眼など、何気に成長しているフレンチーが素敵♪

ちなみに原題の意味は「三流の泥棒(ペテン師)たち」で、邦題は原題とは似ても似つかないけども、おいしいクッキーから始まったおいしい儲け話、そして彼らにとっての本当のおいしい生活がこれから始まるんだということで結構合ってるんじゃないでしょうか。少なくとも、初見ですぐ内容と結びついて忘れなかったので、私にとっては良い邦題だったと思います。

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「ブロードウェイと銃弾」観ました

岩合光昭の世界ネコ歩き「バリ島」

 | TV番組  com(0) 
Tag:にゃんこ 

岩合光昭の世界ネコ歩き「バリ島」1
企画中だったから後回しにしてたネコ歩き。
なんか今確認したら3月の「ベトナム・ハノイ」を見逃してたんだけど!?
う~ん、また再放送待ちだよ…。

それはさておき「バリ島」のにゃんこは、スマートで脚が長くて、やや筋肉質な子が多かったです。
神の使い扱いなので島の人たちにエサをもらえるし、みんなのんびり過ごしてたんだけどね~。やはり人間の食生活に左右されるということかな?
バリ島の人は、ライスとお魚と野菜メインの食事というイメージだったからなぁ。
それに、自然も多いから運動量も増えるわけで。…超健康的!

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第68回ブログDEロードショー「エターナル・サンシャイン」

開催:2016年3月18日~20日
原題:ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND
製作:2004年アメリカ
監督:ミシェル・ゴンドリー
3月もブログDEロードショーを開催します。
エターナル・サンシャイン
ふたりの思い出を捨ててしまった彼女と、捨て切れない彼の、切ないロマンティックコメディです。
匿名の方からリクエスト頂きました。

企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

<告知にご協力ありがとうございます♪>

Make Shift (仮 第68回 ブログDEロードショー
白くじらさんによるチケットです。
エターナル・サンシャインチケット

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一言映画感想(2/28~3/7)

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なんとなく再見作品をけっこう録画してます。でも、そのせいで次の記事の目処が立たない…。
そういえば企画中に見たネコ歩きはまだ記事にしてなかったな~(にゃんこコレクションを充実させたいだけ)

3/7「ハスラー2」

再見して過去記事「ハスラー2」に追記。

3/6 名探偵ポワロ19話 「西洋の星の盗難事件」

敬愛するベルギーの映画女優からの依頼で浮き足立つポワロさん。今まで舞台や映画に関わる事件に遭遇してきたけど、今回はテンション高いね~。やっぱり祖国の映画は特別か。しかし、今回はヘイスが大失態。普段からポワロさんがバカにしすぎるのがいけないのでは…。おかげで必要な情報を聞き逃したり。ラストには初歩的なこともわかってなかったと発覚して、ポワロさんも呆れ顔でした。女優さんがふたりとも綺麗だったなぁ。

3/4「ウソツキは結婚のはじまり(2011)」

サボテンの花」のリメイクと思うと若干引っかかったけど、アダム・サンドラーらしい作品。イルカと泳ぐために大人を強請ってハワイ旅行する、ちゃっかりした息子とのやり取りが一番好きです。あの歳で完全に主人公の立場を理解してるところがすごい。本当の父親のことを思い出して泣くくだりや、泳ぎの特訓をするエピソードも心温まるし。ただ、主人公が心変わりを彼女に伝えるシーンがなかったのはどうなの。

3/3「ガス燈」

再見して過去記事「ガス燈」に追記。

2/28「クライムダウン」

やや詰め込みすぎなところはあるんですが、考える暇もなく極限状態に追い込まれ、本能的な”愛”に突き動かされて行動する主人公たちの姿にホロリときたり。冒頭は登山者たちが絶壁を登るところから始まるので、こんな流れになるとは思ってもみませんでした。ただ、ちょっと人が死にすぎかなぁ…。

映画「ア・フュー・グッドメン」観ました

 | ドラマ  com(10) 
Tag:ロブ・ライナー 

ア・フュー・グッドメン
原題:A FEW GOOD MEN
製作:アメリカ’92 137分
監督:ロブ・ライナー
原作:アーロン・ソーキン
ジャンル:ドラマ/ミステリー

【あらすじ】キューバ米海軍基地で、海兵隊員サンティアゴが殺される。同部隊のドーソン兵長とダウニー一等兵が殺人罪で起訴され、その弁護に法廷経験のないキャフィ中尉らがついた。やがて、彼らは暗黙の制裁“コードR”の存在を知る。

海兵隊が綺麗に揃って銃をくるくるやってるOPからして、軍の厳しさなどが伝わってきますね。厳しくしごかれたんだろうなぁと「フルメタル・ジャケット」を思い出したり。
しかも司令官はジャック・ニコルソンですよ!?怖くないわけがない!
同期のマーキンソン中佐に「部下の前で歯向かうな」と言い渡すシーンの迫力や、終盤のキレっぷりといったら!

そんな海兵隊基地で起こった殺人事件に、野球に夢中な若き中尉キャフィが挑みます。
弁護人となって、ドーソンの完璧な海軍への忠誠心とぶつかり合うところが良かった。弁護人なのに、被告とのぶつかり合いが一番面白いという。
それもキャフィの成長があってこそで、その成長を助けた弁護団の仲間サム(眼差しが優しいパパさん)と、美人法務官のギャロウェイ少佐(主人公の尻を叩く役 笑)との仕事っぷりもいい。変にベタベタしてなくて、裁判を終えて、さ~っと解散するところとか。恋愛もほのめかす程度で、最後まで同じ戦場で戦った仲間みたいな。
それは法廷で争った相手でもある検察官ジャック・ロス大尉も同じで、裁判の間は敵でも、終われば同じく”国のために自分の役目を果たした同志”という感じでした。

あと、妙に気になったのが、ドーソンをハルと呼ぶダウニー一等兵。妙に子供っぽい(女の子っぽい?)雰囲気。
「また元通りに海兵隊に戻れるよね?」とギャロウェイ少佐に尋ねるところや、判決を言い渡されて「どういう意味?」とポカーンとしてる様子なんて何も知らない子供みたい。ドーソンがいなければ軍でやっていけなさそうな雰囲気があって、もしや彼女?とか思ってしまいました(汗)
そして、軍の規律に染まりきっていたドーソンも、裁判を経てキャフィと同じように成長したところが一番の見どころ。ラストの敬礼がグッときます。
トム・クルーズの半開きの口と、デミ・ムーアの歩き方、最後の作戦が微妙でで引っかかったものの、概ね楽しめる法廷モノでした。

映画の中で、海兵隊の若者が国旗を立てる銅像みたいなのが何度も映るんですが、この作品の中で描かれている海兵隊員はみんな、アメリカのために必死に戦っていると言いたいのかな。それともタイトルにかかってる?
ちなみにタイトルの意味は「少数の精鋭」で、海兵隊の徴兵ポスターのキャッチコピー「THE MARINES ARE LOOKING FOR A FEW GOOD MEN(海兵隊は少数の精鋭たちを求めている)」から来ているみたいです。
また、この作品の原作戯曲は実話を基にしているそうで、実際は被害者は亡くならず、被告は有罪で服役後名誉除隊したんだとか。しかし、この映画のことを知った被告の一人デヴィッド・コックスは映画会社を訴え、ラジオで事件のことのみならず基地での活動なども暴露。1994年に銃殺された状態で発見されたそうです…。現実はフィクションより怖い!

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映画「モンテ・クリスト-巌窟王-(2002)」観た

モンテ・クリスト-巌窟王-(2002)
原題:THE COUNT OF MONTE CRISTO
製作:イギリス・アイルランド’02 131分
監督:ケヴィン・レイノルズ
原作:アレクサンドル・デュマ
ジャンル:★アドベンチャー/ドラマ/ロマンス

【あらすじ】1814年、港町マルセイユ。船長となり婚約者メルセデスとの結婚を控えたエドモンは、何者かの陰謀で罪人として牢獄に幽閉されてしまう。やがて獄中でファリア司祭と出会い知恵を授けられた彼は、自分の身に起きたことを理解し復讐を決意。脱獄のうえ、司祭に託された巨額の財宝によってモンテ・クリスト伯となるが…。

巌窟王は、以前海外ドラマと深夜アニメで観てから気になってた作品です。映像化は何度もされているのに、今回ディーライフのおかげでやっとまともに観られました(アニメは息子目線だったし、ドラマはもう忘れた)…と思ったら、再見でした。観ている間、気付かなかった!(笑)
まあ初見は印象が薄かったようですが、131分の中でよくまとまってて面白かったです。
3人の性格や関係も短時間で伝わってきたし、獄中で司祭と出会ってからもぐいぐい引き込まれます。

とくに、脱獄という希望と、復讐という目的を得て、エドモンが眼に輝きを取り戻すくだりがいいですね。食事の時間には自分の房にいなければならないので、ギリギリで戻ってきて皿をスパーンと扉の前に投げるシーンとか、博識なフェリス司祭の知識すべてを吸収していったり、「酔拳」みたいな修行シーンで剣術を身につけるくだりなど、緊張感のある生活をそれなりに楽しみ始めるんですよ。
横から映したトンネルが延びるのと、彼の学ぶ内容が難しくなっていく描写で、時間が過ぎていったのを伝えるところも上手いと思いました。

ただ、ここで学んだ知識を活用する場面が後半ほとんどなかったのと(剣術はあった)、13年でやつれて別人のように風貌が変わってしまったというのが表現できてなかったのは残念だったかな。あれで恋人以外一目で気づけなかったというのは無理がある(笑)
ちなみに、海外ドラマ版についても調べ直したら、主演がジェラール・ドパルデューだったので、さぞ肉付きの良いモンテ・クリスト伯だったんだろうなぁ。こちらもいつか再見したいです。

そして、私的に一番の見どころは、血も凍るような復讐劇…ではなくて、彼が成り行きで命を救ったヤコボの漢っぷり。ホントもうカッコいいんですよ。
復讐で己さえも破滅しようとするエドモンに対し「オレは命をかけてあんたを守る。あんた自身からもだ!」とキッパリ言い切るところに痺れました。剣の腕では彼に全く敵わないと知っているのに、一歩も引かないんですよね。
ハッキリ言って、この作品で描かれる復讐劇は甘っちょろくて、おそらくアニメ版の方が原作にかなり忠実だったと思うんですが、ヤコボが素敵なのでこの作品はこれでいいと思います。(復讐劇はあんまり好きじゃないし…)

あと、フェルナンの動機が、恋というよりクソ貴族のプライドからというのも良くて、メルセデスの彼への仕打ちもクソ野郎だとわかっててやったんだからまあいいかと思えました。何も知らない善良な誰かを利用するよりかはマシ。
ただラストはさすがにね~、原作とは違うというだけじゃなく、このメルセデスに魅力を感じるか?と疑問に思いました。息子にほだされたのかな…。ここら辺はアニメの方が好みかも。
思いの外楽しめたので、いつか別の「巌窟王」も観てみたいです!

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