2015年03月に観たお薦め映画

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「きっと、うまくいく」観ました

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Tag:インド 

きっと、うまくいく
原題:3 IDIOTS
製作:インド’2009
監督:ラージクマール・ヒラニ
ジャンル:青春/コメディ/ドラマ

【あらすじ】超難関の名門工科大ICEに入学したファランとラージューは、そこで自由人ランチョーと出会う。3人はバカ騒ぎを繰り返しては鬼学長の怒りを買いながら、友情を深めていった。だが、ランチョーは卒業と共に姿を消し、その10年後、やっと行方の手がかりをみつけ…。

まとまった時間がとれなくて3回に分けて見ました。まさに娯楽映画という感じで歌と踊りが楽しかったです。
愛すべきバカ3人組が大失敗しながら成長していく青春映画としてもよくできてて、プレッシャーに押しつぶされそうなインドの若者たちに向けた人生讃歌としてもよかったです。
まあ、スピーチのいたずらなんかは笑える感覚がよくわからないし、色々とやりすぎ感、うまく行き過ぎ感はありましたが、お国柄や社会情勢の違いで、求められるものも変わってくるということしょう。インドの学生の自殺率の高さなどを考えると、とにかく笑って泣いて希望が持てるような作品が求められてるのかなぁと。
…これができなきゃダメ、ここで認められなければ価値がないなんてことはない、「きっとうまくいく」と唱えて周りを見回してみれば、別の道がみつかるかもしれない…むしろ自分で新しい道を作ってしまえ!と言っているかのようでした。
この邦題にもなっている「aal izz well(all is well)」という曲が素晴らしくて、指笛を鳴らしながら楽しそうに歌って踊るシーンを見たら、もう細かいことは許せてしまうんですよね。
インドはこの激しい競争社会を勝ち抜いた人々によって急成長をとげているんだろうけど、歪みがあると次の世代にさらに大きくなって現れるものだと思うから、こういう作品も必要かも。というか、この作品が世界中でヒットしてるってことは、それだけ閉塞感を感じてる人が多いってことだろうか…?
他に印象に残ったところと言えば、ファルハーンと父親の和解のくだりと、パンゴン湖と空の青の美しさ。あとは、見事な伏線回収と44歳で若々しい表情をするアーミル・カーンの演技ですね。
ちなみに、チャトゥル(catur)はサンスクリットで「4」という意味だそうです(4バカだった! 笑)

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映画「レザボア・ドッグス」観た

レザボア・ドッグス
原題:RESERVOIR DOGS
製作:アメリカ’91
監督:クエンティン・タランティーノ
ジャンル:バイオレンスアクション/犯罪

【あらすじ】互いに素性を知らず、「色」をコードネームに呼び合う6人の男たち。彼らは宝石店襲撃計画を実行に移すも、警察に包囲され散りぢりになってしまう。重症のオレンジを抱えてアジトに逃げ込んだホワイトは、やがて戻ってきた仲間たちと裏切り者が誰なのか探りあい…。

GyaOで鑑賞。いかにもヤバそうな男たちが、カフェでウェイトレスへのチップの事で真剣に話してるシーンが結構好きですね。「生活がかかってるんだ」「ウェイトレスは大変なんだぞと」妙に思い入れがあるようで(笑)
そんなグダグダ感あふれるシーンから、オープニングに入って一気にハートを鷲づかみされます。「Little Green Bag」の音楽に乗せて黒スーツの男たちが歩く姿をスローモーションで見せてるだけなのに、何でこんなに痺れるのか。そして暗転したかと思うと、不穏な会話に突然の赤!
緩急の付け方とか構成とかさすがタランティーノだなぁと唸らされました。
その後のオレンジを元気づけるおじ様が素敵だし、ケンカするホワイトとピンクからカメラが引くと見えるブロンドの後姿とか、やっぱりカッコイイ。
タランティーノなので話し始めると長くて眠くなる事もあったけど、そんな時にタイミングよくビシッと決めてくれるんですよね。気分が悪くなるようなブロンドの嗜虐趣味を遮ったくだりは、ホントやられたって感じです。そして、ボスの息子が彼に入れ込むワケもグッときた。
あまり動きがないシーンは舞台を観てるようだったものの、男たちの腹の探りあいや、極限状態で見える友情とラストの遣り切れなさが印象に残りました。
プロ意識溢れるオレンジとピンクの顛末の対比も良かったです。

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一言映画感想(3/10〜3/20)

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Tag:にゃんこ 

地上波で「かぐや姫の物語」を録画したから、観る前にCMカットしたんだけども、ぜんぶで40分くらいあったよ…。CMがこの世からなくなったら、かなり節電になる気がする!

3/20 ジェシカおばさんの事件簿「遺体はファーストクラス」

飛行機で起こる密室殺人。怪しい面々と、殺人と窃盗。こじれた糸を少しづつほぐしていって、最後にはスッキリ!捻りが効いててよかったです。しかも、事件解決のみならず困った人にアドバイスまで。わんちゃんが可愛かった♪

3/19「ブラインド・ミッション」

Gyaoで観賞。盲目の男三人が銀行強盗をする話ってことでコメディかと思ったら、わりと悲哀ただようサスペンスだった。訓練のくだりでは笑顔が絶えないものの、全て終わったら始末されると分かっててヒロインの大切な人を救うために頑張ってるのが切ない。でも、いろいろと無理のある展開でとくに終盤は尻すぼみ。ハリウッドリメイクに期待。

3/17「バレット・ヒート 消えた銃弾」

Gyaoで鑑賞。CSIシリーズと「シャーロック・ホームズ(ロバダニ版)」を足して2で割ったような作品。1930年代上海の兵器工場を舞台に、ミステリアスな怪事件に刑事二人が挑む。キャラ設定や上海の雰囲気、スタイリッシュなところは良かったけど、後半になるにつれて事件がこんがらがってきて付いていけなかった。伏線回収も丁寧でよかったのに、盛り込みすぎかな。

3/15「3デイズ・イン・トレンチ 砲撃戦線前編」

Gyaoで鑑賞。最初の30分くらい観たけど、集中力が途切れて挫折。3日とたたず仕官が死ぬ独ソ戦最前線で、若い指揮官が古参の仲間たちと頑張るお話?ヒロインは可愛いし、ユーモアもあって割りと面白かった気がする。

3/14「かぐや姫の物語」

映画としては悪くはないし、妖怪みたいなキャラがちらほらいて笑えたけども、単純に好みじゃなかった。私の中の童話「かぐや姫」の神秘的で幻想的なイメージをぶち壊す生臭い「竹取物語」。似たようなテーマなら「ベルリン・天使の詩」の方が好きかな。高畑さんとは相性悪いかも。…にしても、あの御門のエピソードカットはどうなのよ。あれじゃヘンタイ顎のまま終わって、さすがに可哀想でしょ。

3/13「見知らぬ乗客」再見

過去記事を読み返したら、あまりにも短いのに驚いて再見&追記。

3/12「レンタネコ」

猫が可愛いので癒やされたし、設定や「レンタ〜ネコ♪」といしやきいものメロディでやるのがシュールで笑えた。でも、人間(とくに主人公と加齢臭のひと)が嫌な感じがしたし、構成はもうちょっと映画らしく出来なかったんだろうか。群像劇っぽい方が合ってる気が。

3/12 ジェシカおばさんの事件簿「オカルト騎手は夜走る」

なりゆきで友人のママになってしまったジェシカさん(笑)「ジェシカさん」と呼びそうになって「ジェシ…かあさん」が笑える。手がかりをたどって解決する流れはいつも通り良かったし、ラストの「僕が助けてって言っても、次は助けにこないで…」も面白かった。

3/11「ジャッジ・ドレッド(2012)」

う~ん、スタローン主演95年版のリメイクではなく、同一原作の再映画化だったのね。まったくの別物でビックリした。時間がゆっくりに感じられるドラッグを表現するために、冒頭からスローモーションの連続でうんざり。3D映画だったと知って納得だけども、まずは2Dでも面白くしないと。ママはなんで最初に捕まったバカを殺さないの?

3/10「ロスト・アイズ」

ギレルモ・デル・トロ製作につられたけど、9分カットされてたのもあって流れが強引に感じた。…犯人の母親が何をしたかったのかよくわからなかったし。でも、ヒロインが視力を失ってから、出会った人々の顔をほとんど映さない演出は、緊張感や不安感が増してよかったと思う。

第58回ブログDEロードショー「一緒にインド映画の新しい風に触れてみませんか」

3月もブログDEロードショーを開催いたします。鉦鼓亭さんからリクエストしていただいたのは2作品…

  • ・「きっと、うまくいく」(2009年)
  • ・「マダム・イン・ニューヨーク」(2012年)

どちらでも、お好きな方をご覧になって感想を語り合いましょう!
但し、「きっと、うまくいく」(171分)、「マダム・イン・ニューヨーク」(134分)と長めですので、そのお積りでご覧下さい。

「きっと、うまくいく」(「3 Idiots」(3バカ))
アクション以外、映画要素の全てが詰まってるコメディ。
脚本、演出、役者、全てが申し分なし。
インド最高峰の工科大学に入学した3人のハチャメチャ学生生活と10年後。
下ネタ、悪ふざけ多し、女性には耐えがたい単語で笑いを取るので男性諸氏にお勧め。
「マダム・イン・ニューヨーク」
(「English Vinglish」(Vinglishは造語でジャパニーズ・イングリッシュみたいな意味かも)
インドの国民的女優シュリデヴィ (日本で言えば吉永小百合かな)、15年ぶりの復帰作。
インド版「初めての英会話」
女性に人気のある作品なので、女性の方々向きかも。
※ほぼ同じ頃公開された、W・アレンの「ジゴロ・イン・ニューヨーク」とお間違えのないように。

開催は3月27日(金)~29日(日)です。(これより前に観るのはお控え下さい。後ならいつでもOKです)。
よかったら一緒に同じ時期に同じ作品を観て、みんなでわいわい盛り上がりませんか?
ブログを持ってない方も大歓迎ですし、もちろんレビューは強制ではありません。
みなさんの記事を読んで回るだけでもよし、コメント欄で盛り上がるもよし。それぞれの楽しみ方で映画を愛でましょう♪
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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私の健康法7

 | 日常生活  com(6) 

私の健康法7
ぜんぜん映画を見てないので久しぶりに私の健康法でも。
イラストの通り、毎日ジャンプしてます。
骨粗しょう症予防に、玄関を出たところで必ず歳の数だけ。空とか見上げながら無心で(笑)
最初は縄跳びでもやろうかと思ったんですが、縄が当たるとめっちゃ痛いじゃないですか。小学生の頃のトラウマですよ(笑)
いちいち縄跳びもって出るのも面倒だし、縄はいらないな、と思って。
で、玄関の出入りは日に何度か必ずしますから、とりあえず歳の数だけ跳んでれば、将来的にもよい運動になるという事で歳の数跳んでます。

ちなみに、骨は軽い負荷をかけると丈夫になるので、早歩きや縄跳びくらいの負荷がちょうど良いらしいです。ネコがゴロゴロ喉を鳴らすのも、骨の回復を促しているという説があるくらいだし。
もちろん、膝が悪い場合は跳び方に気をつけないと悪化させる可能性がありますが、膝の軟骨も適度な運動(&栄養バランスの良い食事と十分な睡眠)で再生されるから関節痛予防にもなります。
少なくとも、まだ膝を悪くしてない人なら、膝と足首を着地の時に曲げて衝撃を吸収するように跳べば大丈夫でしょう。

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私の健康法6

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新キャラコンテストの結果が出ました!

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やっと新キャラコンテストの結果が発表されました!
私の力及ばずゲームに登場ってことにはなりませんでしたが、久々にこういうのに参加できて楽しかったです♪(学生の頃以来なんです)
応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました!!!
たくさんの投票嬉しかったで~す!
ミア
(画像クリックで大きい画像が見られます)
ちなみに私が描いたのは人魚アンドロイドのミア・プラキドゥス。名前は星の名前から借りてて、アラビア語で「水」を意味するmiyāhと、ラテン語で「静かな」を意味するplacidusの合成語らしいです。
中二病全開ですね(笑)

映画「アンブレイカブル」観ました

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アンブレイカブル
原題:UNBREAKABLE
製作:アメリカ’00
監督:M・ナイト・シャマラン
ジャンル:★サスペンス/SF

【あらすじ】フィラデルフィアで131名が死亡する悲惨な列車追突事故が起きた。かつて有望なフットボールの選手だったデヴィッドは、傷一つ負わず唯一の生存者に。なぜ自分だけが奇跡的に助かったのか悩む彼のもとに、ある奇妙なメッセージが届き…。

何気に好きな作品です。初見は映画を良く見るようになった20歳頃で、オチがツボに嵌って大爆笑してしまったけど、改めて観たらしみじみと切ない作品でした。
まず、主人公デヴィッドの受けた心的外傷後ストレス障害と、それが家族に与えた影響がまざまざと描かれていて痛々しい。
なぜデヴィッドがそこまで”ひとり生き残ってしまった理由”について考えるのか、あの事故の壮絶さや、病院で目にした遺族たちの姿を思えば当然だと思えます。戦争や災害などでも、生き残った人が罪悪感に苛まれると言いますよね。まるで彼らの犠牲によって自分が助かったような、彼らの命も背負ってしまったような気持ちになっているのかもしれません。
彼らの分も自分が何かを成し遂げなければいけないと思っているのか、脅迫観念にかられるかのように理由を求める彼の姿が印象的でした。

そして、ニュースを見てすぐに父親の乗っていた列車だと気付いた息子。これだけで父親が大好きな事がよくわかるし、あの恐ろしい事故現場の様子を目の当たりにして、何時間も生死不明で連絡がつかない状況を体験したら、どれほどのトラウマを抱える事になるか…。
父親がヒーローであると聞いて誰よりもそれを信じようとしたのは、事故の後いつも不安を感じていたからだと思います。夫婦の間に溝が出来ているのも感じ取っていたでしょうし、パパが無敵(アンブレイカブル)のヒーローなら家族全員が抱える不安も吹き飛んで、以前のような仲良し家族に戻れると考えたんじゃないかな。
それを証明するために銃を向けるくだりの必死さが、そのまま彼の心の傷の大きさを表していて胸が痛みます。

そして、物語の鍵となるイライジャも切ない…!
ネタバレになりますが、デヴィッドとイライジャ、ヒーローと悪。その対比は冒頭から様々な形で示されていました。
再見で気付いたんですが、さかさま、左右対称、向かい合わせなどの構図が度々使われています。子供がさかさまになって遊んでいたり、主人公を中心に左右対称になるシーン、鏡に映った姿、デヴィッドとイライジャが向かい合うシーンなどなど。
何気に印象に残ったのが、デヴィッドが息子に新聞を見せるシーンで、鶏が向かい合うテーブルクロスのイラストが大写しになります。そして、デヴィッドの活躍を示す新聞記事で、片方の鶏が隠されるんですよね。

一対の存在でありながら、いずれは悪が滅びる…。イライジャは狂っていたとはいえ、確かにデヴィッドには悪を見抜く力が目覚め始めており、それを見出したのはイライジャです。そして、能力に目覚めてしまった以上、デヴィッドは悪と戦わずにはいられないでしょう。
これこそ彼の望んだ結末でした。
悪の手によって、多くの犠牲から誕生した苦悩のヒーローは、まさにアメコミの主人公。彼のその後を想像すると、少々唐突に感じるラスト(実話風)も余韻を残します。
イライジャの母親や、今後のデヴィッド一家の心情を思うと本当に切ない…!

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「ハプニング」観た

一言映画感想(2/25~3/8)

 | まとめ感想  com(8) 

fc2のブログ内検索が「使えねー」って感じなので、googleカスタム検索にしました。検索結果画面がgoogle仕様ですが、検索単語が多少違ってても検索できるし、たぶんコメント欄の内容も検索されるし、画像のサムネつきで過去記事が見つけやすいかと。
あと、ブログdeロードショー用に「泣ける映画」を募集してます。サイドバーにありますので、お勧めの泣ける映画を選択肢に追加して行って下さいね~。

3/8「インファナル・ミッション -テロ組織潜入スパイの真実-」

GyaOで鑑賞。30分観たけど、苦手なスパイものな上に、IRAとか難しくてついていけなかった。実話に基づく作品で、けっこう見応えありそうだったんだけどな。

3/6「セカンド・カミング」

GyaOで鑑賞。飲酒運転で故郷に強制送還されそうになるダメ男の話で、哀愁漂うロバート・カーライルの演技が素晴らしい。彼が落ちぶれた理由をポッドキャストで告白するくだりがグッと来た。ラストはほんのり希望が見えます。

3/5ジェシカおばさんの事件簿「幕間に悲劇は起こる」

ジェシカさんの旦那さんとの恋愛時代が台詞だけでちょこっと描かれてました。伏線とかトリックは良かったと思うけど、でしゃばり署長さんが酷すぎて後味悪かった。しかも、それがポワロさんへの批判にもなってるんですよね~。推理ショーでいつも人の秘密を暴露してるのは確かに悪趣味だけども…。

3/3「主人公は僕だった」

突然頭の中でナレーションが聞こえてきて、自分が物語の主人公で作者に殺されるかもしれないという展開が面白い。あと、死を回避するために教授が考えた手段も。後半は結構哲学的な展開だったけども、周りの反応が薄すぎるし、あのまま完成しても”傑作”になるとは思えず説得力なかった。

2/28「抱擁のかけら」

GyaOで鑑賞。128分引っ張って結局何が言いたかったの?時系列を変えるより緊張感ある駆け引きや、Jr.を掘り下げて欲しかった。女優志望なヒロインの源氏名がセヴリーヌってのが「昼顔」へのオマージュだと気付けたので、観るタイミングはバッチリだったんだけどね。

2/27「カオス・セオリー」

再見、過去記事追記。地味ながら家族の愛について考えさせられる良作です。

2/27 ジェシカおばさんの事件簿「番組の主役が消えた」

ジェシカさんのドキュメンタリーみたいだったのに、タイトルにある主役はキャスターなのね。珍しく爆発シーンがあったし、キャボットコーブが舞台でジェシカさん活き活き。二転三転したあと、ちょっとしたきっかけで鮮やかに解決してくれました。

2/26「嘘つきは恋の始まり」

Gyaoで鑑賞。こんなタイトルだけど、遺書代筆サービスをする孤独な男が、二つの出会いを経て自分の殻を破っていくヒューマンドラマ。ロマンスもあるけど、惹かれ合う理由が「寂しい」以外見当たらない。そして、顧客が自殺志願者ばかりなのもよくわからないし、さすがにそれと分かってて止めず、商売続けるのは人としてどうなの…。

2/26「美しき諍い女」

Gyaoで鑑賞。35分で挫折。あと200分間楽しめる気がしない…。凡人用に131分版があるらしいので、機会があったらそちらを観ようかな。

2/25「バービー」

Gyaoで鑑賞。たぶん登場人物や人間関係はほぼ脚色だけど、今も世界各国で起こってそうな実話もの。言葉の壁を越えた友情や、家族愛、妹スンジャのアメリカへの憧れと、現状への嫌悪。それらからくる思いやりや必死さが裏目に出るのが哀しい。叔父が自分に似たスンジャに同情を見せるところもよかった。でも、アメリカ人男性が娘を連れてくる必然性がなくてぜんぶ作為的に感じる。もったいない。

映画「スリーデイズ(2010)」観た

 | サスペンス  com(6) 
Tag:ポール・ハギス 

スリーデイズ(2010)
原題:THE NEXT THREE DAYS
製作:アメリカ’2010
監督:ポール・ハギス
ジャンル:★サスペンス/犯罪/ドラマ

【あらすじ】愛する家族と幸せな毎日を送っていた大学教授ジョン・ブレナン。だがある日、妻ララが殺人容疑で逮捕されてしまう。妻の無実を信じて奔走するジョンだったが、3年後ついに裁判で有罪が確定。絶望したララは自殺を図り、ジョンは脱獄のスペシャリスト、デイモンに教えを請う。

(若干ネタバレ!)「すべて彼女のために」のリメイクを、93分番組で観ました。…41分カットかよ!(笑)
でもスピーディで面白かったです。オリジナル版で引っかかった部分はすべて改善されてて、やっぱそこ気になるよね~と思ったり。
<注意:以下はあくまで93分版の感想です>
まずは母子の愛情がオリジナル版よりハリウッドテイストでした。脱獄の方法を伝授してくれたおじさんが「これができなきゃ諦めろ」と言っていたものの1つ「(いざという時)子供を置き去りに出来るか?」が終盤のオリジナルエピソード(だよね?)に繋がって、よりいっそう彼らの逃亡成功を祈ってしまいます。
オリジナル版の「ママ」と心を開く感動シーンは、可愛く変更されていたけど若干薄味かな?
刑務所では無表情で完全無視だったのが、再会でほんのり安心して、ラストで刑務所での台詞に繋がるので、ワンクッションある分、感動が薄まってしまったかも。いいシーンではありましたが。
この作品ではむしろ父子の関係が気になります。父親が何をしようとしてるのか子供心に察していて、バンに侵入する後姿を黙って見つめているシーンが何とも言えない…。父親が悪い事をするところなんて見せられたら子供は傷つきますよね。しかも、母親のためなら黙っているしかない。共犯者みたいなものです。それすら気付いていないところが彼の終盤の決断にも繋がっていて、良くも悪くも今は妻しか見えてないというのが伝わってきました。
また、中盤の資金調達で麻薬密売人のアジトを襲撃するくだりで、彼らが組織と深く関わっていないのが伺えます。みかじめ料?とかは払っていたと思うけど、彼らをどうこうしたからと言って報復されるようなものじゃないのが警察の捜査方針からわかるので、逃亡後の不安要素が1つ取り除かれました。
そして、終盤のゴミ袋の件ですが、これは上手く逆手にとっていたと思います。オリジナル版を見た人も未見の人も痛快かも。
主人公はこれが初めてとは思えないほどの手際の良さでした(笑)
事件の真相も最後の最後にほのめかすところが良かったです。
他にも細かいところでオリジナルのネタがあって、とくに母娘と知り合うエピソードは意外と印象に残りました。息子が女の子と仲良くなるんだけど、パーティに行った時は二度と会えないかもしれないってわかってたのかな~?と想像すると切ない。
41分カット編集が何気に上手くて最後までグイグイ引き込まれました。いつかフルで……見ないかもしれない(笑)

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「告発のとき」観ました

タグ一覧(国別)

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*本数の多すぎるアメリカ以外は、1作品しかなくてもユーザータグを作成しました。

映画「(ハル)」観ました

 | ロマンス  com(6) 
Tag:日本 

(ハル)
製作:日本’96
監督:森田芳光
ジャンル:ロマンス/青春

【あらすじ】“ハル”というハンドル名でパソコン通信の映画フォーラムに参加した速見昇。それがきっかけで、(ほし)という人物とメールのやり取りが始まる。お互い相手の実像を知らないまま、二人は次第に本音を伝え合うようになり…。

GyaOで鑑賞。パソコン通信という言い方とか色々と時代を感じたけども、顔文字とか変わらないし、顔の見えない相手とのすれ違いも今と同じで、普通に楽しめました。
個人的にハルはあまり好きになれなかったものの、メールで心を通わせていく過程は意外と胸キュン。文字だけの画面が続くのに、音楽が二人の心情を表していて退屈しないんですよね。まあ、人によっては眠くなるかも…。いつもより時間が長く感じたのは確かです(笑)
この時代のパソコン通信って、あの様子を見ると画像はやりとりできなかったんですね。でも、もし簡単に画像を交換できる時代でも、あの二人は写真を交換しただろうか?あんまり想像できないなぁ。
新幹線の見送りのエピソードは、真剣にやっているところ悪いんだけど、ビデオカメラ片手にハンカチ振り合うシュールな画に笑ってしまいました。「ハンカチ振りに行きますね」の台詞からして、素で意味がわからなかったし。
にしても、ストーカーが怖すぎて、いつ事件が起こるかと冷や冷やでした。エロい事ばかり言うローズも、頭がおかしいか犯罪がらみを想像してしまいます。今なら完全にスパムメールだよ(笑)
そんなメールを読んで会おうと思うハルも危なっかしい…。
でも、ローズの正体には驚かされたし、分かってからいくつか伏線が思い当たって唸らされました。
あとは、深津絵里がとても可愛かったですね。心通わせた相手がこんなに可愛いとか、ハルは超幸せ者!!
しかも、不器用そうに見えて様々な職業をこなすスペックの高さ。司書の資格は大学時代に取ってたのかな。…まあ、それを言うなら中国語マスターしたハルもすごいけど。
タイトルはあの男のハンドルネームなんですが、見る前はてっきり深津絵里の事だと思ってました。終盤にわかる、その名前に関する告白も良かったです。何気ないところに運命って転がってるもんですね~。

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