2012年07月に観たお薦め映画

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「イントゥ・ザ・ワイルド」観ました

イントゥ・ザ・ワイルド
製作:アメリカ’07
原題:INTO THE WILD
監督:ショーン・ペン
原題:ジョン・クラカワー
ジャンル:ドラマ/青春

【あらすじ】1990年ジョージア州。大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年クリスは、家族に何も告げず無一文でアラスカへ旅立った。アレキサンダー・スーパートランプと名乗り、彼は様々な出会いと経験を重ねていく。一方、残された家族は音信不通の息子の身を案じ、祈る思いで帰りを待つのだったが…。

ラストにゾッとして、実話だと知って更にゾッとしてしまったんですが、ロードムービーとしては結構好きかもしれません。ヒッピーや労働者、おじいさんとの交流がいいんですよ。旅の原動力は親や世の中の偽善への怒りなのに、それを感じさせない温かい言葉と眼差し…。旅で出会った優しい人々が、彼を心配して家に帰そうとしたり引き止めようとしたりするのは、彼自身が優しいからなんだろうなぁと思えました。
ただ、残された家族の事とか色々考えると、あんまり主人公の事は好きになれないんですよ。
妹の言うように、彼は苦しみぬいて穏やかになった両親の姿なんて見てないんだけども、これは彼だけの問題ではなく、家族の問題でもあります。音信不通になられたら、もう両親の方から歩み寄る事ができないじゃない!
でもまあ、アイデンティティを喪失して、自分が何者なのか分からなくなってしまった辛さや不安というのはひしひしと伝わってきました。彼が(独自の)倫理観でガチガチになってしまったのも、そうでもしないと自分がどんな人間かわからなくなってしまうからだろうし、両親のようにはなりたくないと強く思っていたからでしょう。
あそこまでアラスカに拘ったのも、その厳しい自然を生き抜くという儀式によって、初めて自分を確立し、両親と向き合う強さ(自信)を得られると信じていたからだと思います。
たぶん二度と観ないけど、美しい映像が印象的な忘れがたい作品でした。

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映画「華麗なるアリバイ」観た

華麗なるアリバイ
製作:フランス’07
原題:LE GRAND ALIBI
監督:パスカル・ボニゼール
原作:アガサ・クリスティ
ジャンル:ミステリー/ロマンス

【あらすじ】フランスの小さな村。上院議員の大邸宅で、招待客の一人である精神分析医ピエールが銃弾に倒れた。傍らには銃を手にした妻クレールがおり、警察は夫の度重なる浮気に耐えかねた彼女による犯行だとみる。そのパーティには、彼と不適切な関係にあった女性たちが集まっており…。

前にこの作品を元にしたドラマを観た気がすると思ったら、ポワロの「ホロー荘の殺人」ですか。探偵不在のミステリーで、むしろ愛憎劇メイン?
タイトルにあるアリバイですけど、それに一番貢献したのはあの無能刑事かも。探偵不在なのに、警察が無能って…。犯人がわかったのも、謎解きの結果じゃないですしね~。衣服の硝煙反応とか調べたんだろうか。
よくわからなかったのが、ピエールが自分の言った事を覚えてない事があって、それをいちいちメモする事。彼自身も脳だか精神だかの病気を抱えていたんでしょうか?
最後まで何のために登場したのかよくわからなかった患者のおばあさんも、記憶がどうたら言ってたし。あのおばあさんを一番愛してると言われていたピエールってマザコン?
なんだか被害者の事がよくわからないから、彼が原因で起きた事件なのにしっくり来ませんでした。
愛する男の遺言?だからと、あそこまでする彼女の心情も伝わってこなかったし。
とりあえず、暑いなか観るのには向いてなかった。マルトの猫は可愛かったけどね~。

映画「バロン」観た

バロン
製作:アメリカ’89
原題:THE ADVENTURES OF BARON MUNCHAUSEN
監督:テリー・ギリアム
原作:ゴットフリート・ビュルガー
ジャンル:★アドベンチャー/ファンタジー

【あらすじ】18世紀後半の「知性の時代」、ドイツはトルコ軍の攻撃に晒されていた。そんななか、劇場では『ミュンヒハウゼン男爵の冒険』が興行されていたが、突然本物のバロンを名乗る老人が乱入。彼は、今回の戦争の原因は自分にあると主張。一座の娘サリーや女優らに頼まれ、街を救うと宣言するのだった。

すごいファンタジックな反戦映画でした。「ほら吹き男爵の冒険」はぜんぜん知らないんで原作もそうなのかはわかりませんが、バロンが夢と希望の象徴、サリーが未来を担う子供の代表というところでしょうか?
そんな夢と希望の象徴のごとく描かれるバロンも、この世に絶望して死にたがってるというのがなんとも…。死神さんが忍び寄るたびに、少女サリーが追い払います。(弱いな死神!)
冒険するたびにバロンが若返るという設定も面白いですね。最初に向かうのはなんとお月様!スケールが違います。
そこには首を取り外せる王様と王妃様がいて、王様の方は頭と体(主に下半身)の意見が一致せずケンカばかり。バロンを救うため、王妃の頭が変な声をあげながらベッドから抜け出してくるんだけど、サリーが汚いものを見るような目で一瞥するのがウケた。女の子はあんな顔しちゃいけないよ!
実は、よりによってここだけ子供の頃に見た記憶があって、この作品だったのかと懐かしくなりました。
他にも、一度見たら忘れられないのが、ユマ・サーマン演じるヴィーナスの登場シーン。例の貝から生まれる絵画の再現で、実写化したらバカっぽい雰囲気になるかと思いきや、意外とサマになってました。バロンとの空中ダンスシーンも幻想的で素敵。
またか、と眉間に皺を寄せて連れ戻そうとするサリーも健気で可愛いです。
他にもいろいろあるんだけど、ハチャメチャしつつも、どこもかしこも凝ったつくりで 、この世界観を味わうだけで楽しい作品でした。

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映画「エイリアン2」観ました

 | SF  com(9) 
Tag:ジェームズ・キャメロン 

エイリアン2
製作:アメリカ’86
原題:ALIENS
監督:ジェームズ・キャメロン
ジャンル:★アクション/SF

【あらすじ】ノストロモ号事件から57年、唯一の生存者リプリーが眠るシャトルが回収された。エイリアンの存在と危険性を会社に訴える彼女だったが、今やあの惑星は植民惑星となり数十家族が移り住んでいるという。星からの連絡が途絶えた時、宇宙海兵隊と共に彼女は再び悪夢の星へと旅立つ…。

監督が代わって別物になったけど、これはこれで好きです。
手に汗握る展開に、物々しい武器やメカ、ニュートとの擬似親子のドラマ。その上、エイリアンは見た目も動きもずっと迫力が増して、ラストのガチバトルも見ごたえあり。
「エイリアン」と聞いてパッと思い浮かぶのは、なんだかんだ言って「2」だったりするんですよね。オンエア頻度も高いし。
あとは、リプリーが完全に女ソルジャーとして覚醒したのも大きい(笑)
頼りない軍人どもを一喝して、てきぱきと指揮をとり、エイリアン襲撃に備えるくだりなんてマジ男前です。冒頭で悪夢に脅えていたのが嘘のよう。「もうビクビク脅えているのは嫌、決着をつける!」という彼女の決意がひしひしと伝わってきました。凛々しい表情でパワーローダーを操るリプリーがサイコー!
ニュートもホント可愛いし、演技がお上手でした。ひとりでエイリアンから逃げ隠れして生残った少女が、感情を失ったかのような状態から、しだいにリプリーを母親として見るようになっていく過程が自然でよかったです。ラストの「ママ!」は、不意打ちで一気に涙腺緩んじゃいましたよ。
にゃんこのジョーンズに代わって、この作品の癒し要員としてがんばってたと思います。

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映画「ノーバディーズ・フール」観ました

 | ドラマ  com(2) 

ノーバディーズ・フール
製作:アメリカ’94
原題:NOBODY'S FOOL
監督:ロバート・ベントン
原作:リチャード・ルッソ
ジャンル:★ドラマ

雪に閉ざされた小さな町ノース・バス。60歳の土木作業員サリーは、家族と別れて一人退屈な日々を送っていた。心を閉ざす彼に、大家であるミス・ベリルだけが温かいまなざしを向けている。そんなある日、疎遠になっていた息子や孫のウィルと再会し…。

何か大きな盛り上がりがあるという訳ではないんだけど、人間というものが丁寧に描かれていて、とても味わい深い作品でした。
主人公とそれぞれの関係がなんともいえなくて、ケンカして除雪機を盗み合いしても、三角関係?になっても、過去に許せない事があっても、根底では繋がっているというか…。
とくに、ミス・ベリルの「あなたはわたしの万馬券なの」というセリフや、「いつか気が変わるかもしれないから」と毎日お茶を飲むか訪ねるシーンが良かったです。変わらぬ愛って感じで。
劇的な変化は起こらないかわりに、このままずっとゆるゆると変化を続けて、決して終わる事はない気がするんですよね。ハッピーエンドやバッドエンドを目指してストーリーが進んでいくんじゃなくて、とある人物の人生をテキトーにちょこっと切り取って眺めている感じ。
まあ、うまく説明できないんですが、終盤に孫が勇気を出して義足を渡すシーンには、急にウルウルきてしまいました。
セリフのやり取りも洗練されているし、観る度に気付く事がありそう。いつかまた再見したい作品です。

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映画「エイリアン」観ました

 | SF  com(22) 
Tag:リドリー・スコット 

エイリアン
製作:アメリカ’79
監督:リドリー・スコット
原題:ALIEN
ジャンル:★SF/ホラー

【あらすじ】地球への帰途についていた宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の救難信号を受けて未知の惑星に降り立つ。そこには異星人の船があり、船内には無数の卵があった。卵から飛び出した未知の生物に張り付かれ、航海士が昏睡状態となるが、彼らはそれを回収して再び航海につき…。

久し振りに再見したんだけど、思ってたよりグロくない。というか、むしろ宇宙船のディティールや映像美術が印象深くて、ホラーというより純粋なSF映画を観た気分。宇宙を移動する船の映像とか、船内の様子とか、かなり造りこまれててで見ごたえあります。それ目当てで観てもいいくらい。
まあそれでも、グロイのが苦手な人は前半のエイリアンの幼生には気をつけた方がいいですね。後半の成体は暗くてよく見えないけど、幼生は明るいところでばっちり見せてくれますから。一番グロイと思われるのは、食後に男が苦しみだした後のシーンなので、早送りしてしまえばいいかも?

ストーリーは意外と忘れていて楽しめました。この頃のリプリーはまだ戦う女というより宇宙飛行士のイメージが強くて新鮮。
あと、船長や機関員たちの信頼が薄いというか、女性はもう一人いるのに、みんなと対等に口をきくリプリーへの風当たりが強いご様子。こういう環境やエイリアンとの戦いを経て、あのたくましいリプリーになっていくんだね。
いつの間にそこに居たんだというホラーらしい表現もあったけど、慣れちゃったせいか驚きませんでした。むしろ、アイツの正体にビックリ。すっかり忘れてた!
この作品のアイドル、にゃんこのジョーンズにも癒されます。

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映画「トイ・ストーリー3」観ました

 | ファミリーアニメ  com(2) 

トイ・ストーリー3
製作:アメリカ’2010
原題:TOY STORY 3
監督:リー・アンクリッチ
ジャンル:★アドベンチャー/ファミリー/コメディ

【あらすじ】大学へ進学する事になったアンディは、一番のお気に入りウッディだけを選び、他のおもちゃは屋根裏部屋にしまう事に。だが、手違いからゴミに出され、ショックを受けたおもちゃたちは託児施設行きを決断。施設のおもちゃたちに迎えられ、新たな遊び相手が出来たことを喜ぶ一同だったが…。

冒頭から子供とオモチャの関係をまざまざと見せていて、子供の頃に大好きだったおもちゃをどうしたっけ?と思い返しつつも、アンディとウッディの思い出も振り返ってしまいました。
成長するにつれ、オモチャで遊ばなくなるのは仕方ない事。アンディが自分たちにそこ(屋根裏)に居てほしいと望むなら、自分たちはそこに居るべきだ!と断言するウッディにもう涙目ですよ。成長したなぁ!
その上、ひょんな事から家から遠い所に来てしまって、トラブルに巻き込まれて大冒険。余所見をする暇もないほど見どころ満載の展開で、オモチャたちが力をあわせ、頭とからだを最大限に使って難関を突破していくのが最高!
それぞれの特徴を上手くいかしていて、その発想力にはホント脱帽でした。オモチャたちみんなが活躍するのも、シリーズ通して観てるファンには嬉しいところですね。
また、悪役が悪役になった理由も結構多くのひとがズキンとくるものだったんじゃないでしょうか?
持ち主が置き忘れて失くしてしまったのがきっかけというのが…。昔、お気に入りのウサギのヌイグルミを失くしたのを思い出してしんみりしてしまいました。
あと、バービーとケンのラブストーリーも楽しくて、バービーによる尋問タイムは大爆笑。ケンのキャラが良すぎて、初登場だというのを忘れるくらい。というか、この二人のスピンオフ短編を先に観てたんだっけ。どこで観たんだろ?
ラストもとにかく観て!っていうくらい良くて、監督が代わったというのにきちんとシリーズ3作目の完結篇として完成されてます。最高傑作と言われてるのも納得の面白さ、そして感動!
とにかく、最初から最後まで笑って泣けて疲れも吹き飛ぶ103分でした。

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第30回ブログDEロードショー「L.A.コンフィデンシャル」

原題:L.A. CONFIDENTIAL
製作:1997年、アメリカ
監督:カーティス・ハンソン
開催:2012/7/20~7/22
L.A.コンフィデンシャル
マフィアが暗躍する'50年代のロサンゼルス。元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件をきっかけに、殺された刑事の相棒バド、ベテラン刑事のジャック、若手刑事エドらが陰謀に巻き込まれていくクライムサスペンス。
「陽面着陸計画」のなるはさんからリクエスト頂きました!
選んだ理由は…
■とにかく観たい!!
■アカデミー賞脚色賞、助演女優賞獲得、作品賞等多数ノミネートという高評価作品!
■ラッセル・クロウ、ケヴィン・スペイシー、ガイ・ピアース等そうそうたるキャスティング!
とのことです。

企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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映画「私の中のあなた」観ました

 | 家族  com(13) 

私の中のあなた
製作:アメリカ’09
原題:MY SISTER'S KEEPER
監督:ニック・カサベテス
原作:ジョディ・ピコー
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】白血病の娘ケイトを救うため、遺伝子操作によってドナーの適性をもって生まれてきた11歳の妹アナ。とても仲の良い姉妹だったが、ある日突然「自分の体のことは自分で決める」と臓器提供を強いる両親を相手に訴訟を起こす。その裏にはある思いが隠されていて…。

なんとなく内容を知っていて、自分がどう感じるか不安だったんですが、本当にいい作品でした。
とくに気がかりだったのは、母親に嫌悪感を覚えてしまうかもしれないという事。でも、鬼気迫る様子に驚く事はあっても、ケイトを想うあまり周りが見えなくなってしまった彼女を不愉快に感じる事は一切なく、胸が痛むばかりでした。ケイトの幸せを見守る時の表情から、彼女が本当に娘を愛してるのが伝わってきたからでしょうね。
見せ方はとても丁寧で、物語の中心である女性陣だけでなく、こういう話だと空気になりがちな男性陣も静かに見せてくれます。ダンスパーティに娘を送り出すシーンとか、姉の絵を風に任せるシーン、弁護士さんが「休憩したくてワザと倒れた」と飄々と答えるシーンが良かった!
真実が明かされていく終盤も、驚かせるという感じではなく、観ていればすんなりわかるというか、これが自然な流れだと思えるもので、実に冷静に?感動を味わえました。泣けるような感動というより、心の平穏を得られたような感動?
また、嫌な人たち、鈍感な人たちも描かれてるんだけど、終盤はまるで家族が共有する世界の外側にいるような描かれ方になるんですよね。彼らの言葉なんて街の騒音と同じになってしまう…それほどの家族の強い絆を感じました。
あと、どうでもいいけど、息子役のエヴァン・エリンソン君は、大好きな海外ドラマCSI:マイアミで、主人公の息子役の子なんですよね~。たぶん2~3年間の成長過程を観てるから、こうやって立派に映画俳優やってるのを観られて嬉しかったです。
エンドロールの後、翻訳家が戸田奈津子と出て若干不安になったけど(笑)、観られて良かったと心から思える作品でした。

映画「ダブル・ミッション」観た

 | アクション  com(2) 

ダブル・ミッション
製作:アメリカ’2010
原題:THE SPY NEXT DOOR
監督:ブライアン・レヴァント
ジャンル:★アクション/コメディ

冴えないセールスマンを装う敏腕CIAエージェントのボブは、シングルマザー・ジリアンとの結婚を考え、引退を決意。子どもたちの心を掴むため、彼女の留守中、面倒を見ることになるが、長男イアンがボブのPCからロシア当局の秘密データをダウンロードしてしまい…。

スパイものという事で期待しないで観たんですが、すっごい楽しかったです。
いつものジャッキーのコミカルなアクションもいいし、ひねた性格の子供たちの活躍が楽しい!
彼の冴えない姿しか知らない子供たちは、こんなのが父親になったらサイテー!と、ボブもたじろぐ追い出し作戦を繰り出します。その行動力もさる事ながら、(ボブの)秘密道具を使いこなすセンスも凄いんですよ。みんなジャッキーに負けないくらいいきいきしてて、最後までテンポよく観せてくれました。
子供たちと心を通わせていく過程も、ファミリー映画としてしっかり描かれていたと思います。とくに、一番難しい時期にある長女ファレンとは、屋根の上で対等に話すシーンがあったり、ボブの事を信頼し優しい表情を見せるようになったり。スパイだとわかって一瞬で懐いてしまった調子のいい弟イアンや、素直な末っ子ノーラも可愛かったけど、家族の絆をいちばん感じさせたのは彼女でした。
あと、アホ全開な敵一味も好きですね~。脱獄して恋人?に服を用意させるんだけど、それが変なのばっかりで、最終決戦でもボスオーラゼロ!
そのせいか退場もあっけなかったり…。ご愁傷様です(笑)
とくに活躍しなかったけど、画面にちらほら映るにゃんこにも和みました。
観終わって「ジングル・オール・ザ・ウェイ」の監督だったと知って納得。ワハハと笑って観られるファミリー映画です。

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夏と言えばカレー!

 | 日常生活  com(8) 

ケンさんの「仏さんじょ『カレーの王女さま』に理解不能のキャラが」の記事にコメントしたら、何故かわたしのつくったカレーをブログで晒す流れになってしまいました(笑)
ちょうど昨日はカレーの日だったからいいんですけど、うちのカレーなんか晒して人様の役にたつのかな?
まあ、カレーの画像だけじゃなんなので、役に立つかわからない圧力鍋で作るカレー役12人前のレシピを公開(後悔?)!
(圧力鍋は必須です。初めて圧力鍋で作ったカレーを食べた時の感動は忘れられない…。わたしのカレーの美味しさの99%は圧力鍋によるものです!)

1、圧力鍋に3cmくらい水をはり火にかける(中火)
2、火の通りにくいものから材料をぶっこむ(↓投入順)

ジャガイモ大6(煮崩れするのでやや大きめに)、ニンジン大1(好きな切り方で)、玉ネギ大2、ナス大1(これれらは跡形も無くなるのでぶつ切り)、ピーマン2(好きな切り方で)、鶏肉500gくらい(胸肉orモモ肉を半解凍で丸ごと。広げて重ならないように)、調味料(肉にかけます。塩コショーでも、余ったドレッシングでもなんでもいい)

3、沸騰する前に全部入れ、ふたをして加圧。火は鍋からはみ出ないくらいに。
4、シュー!!とうるさくなったら、火を止め、蒸気が抜けるまで15分ほど放置。
5、蒸気が抜け切ったらフタを開け、肉を切り(モモ肉は菜箸でほぐれます)、ルーを一箱分入れる。
6、肉を鍋にもどして、水分(トマトジュースor水、300ccくらい?)を足しつつ、ルーが溶けるまで混ぜる。
7、混ぜながら弱火で再加熱。とろみがついたら完成!

だいたいこんな感じです。
材料を切り始める前から火にかけるのは、自分を追い込んで作業効率を上げるためなので、ゆっくり調理したいひとは、ジャガイモの後くらいから火にかければ丁度いいかと。
肉を丸ごと入れるのは、そうした方が肉汁が流れ出ず美味しいからです。とくに、胸肉はビックリするほど違いが出ます。
調味料を入れるのは、出来合いのお惣菜やお弁当のソースなどの処分に困るので。味に変化も出て、意外と美味しいです。
あと、気分を変えたい時は、ブロッコリーやオクラなんかを足してます。ルーと一緒のタイミングで、トマトやからし(ニンニクや唐辛子と違って、胃腸に優しく爽やかな辛さ)を入れても美味しいかな。
カレーライス
美味しそうに盛り付けられなかった…。カレーをご飯の半分にかける習慣ってなんなんだろう?

映画「あるじ」観ました

 | コメディ  com(3) 
Tag:デンマーク 

あるじ
製作:デンマーク’25
原題:DU SKAL ARE DIN HUSTRU
監督:カール・テオドール・ドライエル
ジャンル:★コメディ/ドラマ

【あらすじ】家族に対して横暴な振る舞いをし、妻のイダにも容赦なく当たっていたヴィクトア。見かねた彼の元乳母マースは、イダにしばらく身を隠すように言う。マースはイダが病気で療養していると説明し、身の回りの事は自分でやるようにヴィクトアに言いつけるのだった。

冒頭で主婦が主役、主婦のための作品!と断言しているだけあって、普段から不満を抱えている主婦にはスカッとする作品です。
この父親がもう酷いったらないんですよ。口を開けばネチネチ嫌味しか出てこなくて、「お前は性質の悪い舅か!」と言いたくなる様な腹立たしさ。手を出さなきゃ虐待じゃないと思ってるんですよね~。既視感はんぱなかったです。周りの人々が「本当は愛し合ってる」と信じてるのが不思議なくらい冷酷な態度でした。
そんな虐待されるイダを黙って見ておられず、彼の元乳母マースが一計を案じます。
現代のコメディの原型でしょうか。他人の気持ちがわからない、わかろうとしない人間が、その立場になって悪戦苦闘を経てやっと自分の過ちに気付くという流れです。
あの冷たい目をした横暴な旦那が、しだいに乳母に叱られた幼い頃の記憶が蘇ってきて、従順な教え子みたいになっていく過程が痛快でした。なんたって、最初は父親の真似をして「凍えてしまえ!」と吐き捨てるように言った娘が、母親を恋しがる父親の姿にほだされそうになってしまうくらいでしたから。
最後のプライドを打ち砕くため、マースが手紙を使った一連の罠も面白かったです。

あ、書き忘れたけどサイレント映画です。こんな古い作品なのに、まったく時代を感じなかった。まだまだそこら中にあると思うよ、こういう家庭。

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FireFox高速化を試した‐備忘録

 | PC関係  com(4) 

operaにも慣れ、これで失敗しても安心という事でfirefox高速化を試してみました。参考にしたのはこちらです。
→「Firefoxの遅い・重いを解決!Firefox高速化するTips・アドオン全まとめ

とりあえず、簡単で安全そうなデータベース最適化から。
フリーソフトのccleranerを入れました。PCのメンテもできるので便利。
《ガイド》CCleanerの使い方

私の設定は…。IEは使ってないので無視。エクスプローラは「ネットワークパスワード」以外すべてチェック。システムは「クリップボード」のみチェック。高度な設定はチェックなし。firefoxは「クッキー、サイト設定、パスワード、フォーム情報」以外すべてチェック。その他のアプリケーションは適当に。
firefoxの「データベースの最適化」にはもちろんチェック入れて実行。

効果を確認したところ、いちおう起動にかかる時間が短くなった。
ひとつのソフトばかりでは掃除できない部分も出てくるという情報を見かけたので、ついでにもう一つアドオンも入れてみる。30日ごとに勝手にお掃除(最適化と2回以下の訪問履歴の削除)してくれるよう設定。
Firefoxのデータベース最適化と不要な履歴を消去できるアドオン「PlacesCleaner」

これだけでは高速化といえるほどの変化はなかったので、ちょっと不安だけどキャッシュをRAMディスクに置く方法にチャレンジ。普通はHDDに保存されるキャッシュを、読み込みの速いRAMディスクに保存するようにfirefoxの設定を変更します。
RAMディスク不要!FirefoxのキャッシュをRAMに置いて高速化する方法!

上記サイトの解説通り、「about:config」の簡単な設定だけで5分もかからず設定完了。firefoxを再起動したところ…おぉ!?速い!!しかも静か!!
わたしがoperaに乗り換えた最大の原因である「ブーーーン」という音がなくなりました。むしろ、operaより静かかも!

*ちなみに、あえて使わなかったツールとその理由*
eCleaner:アドオンの残りカスを削除するツールだけど↓にあるファイルは見つけられなかったので。
MetaboFix:タスクマネージャ上のメモリ消費の数字を小さくするだけという噂があるので。

というワケで、久し振りのfirefoxを使ってみたら、気になる点が見つかったので改善。
一部のサイトで最小フォントサイズが適用されません。
原因は、フォントの詳細設定で「対象言語」の西欧を設定してなかったこと。さっそく設定したら、どのページでも快適にブラウジングできるようになりました。

アドオンの一覧に不要なアドオンや、古いソフト関連の残渣が。
セキュリティソフトの前バージョンの残りカスは、programfilesのそのソフトのフォルダの中に古いバージョンのフォルダがあったので削除。
あと、java関係もこちらのサイトを参考に削除。スッキリしました!
Firefox のアドオンに複数ある Java Console と Java Quick Starter を削除する

やっぱり愛着のあるfirefoxに戻ろうかな。operaはサブブラウザという事で!

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メインブラウザをoperaに変えました。

映画「リロ&スティッチ」シリーズ観た

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リロ&スティッチ

『リロ&スティッチ2 LILO & STITCH 2: STITCH HAS A GLITCH』

「リロ&スティッチ」の続編。スティッチが造られた時の事故の影響が今になって現れ、スティッチが暴走するお話。自分の変化を察知したスティッチが悪夢にうなされ、リロにカウンセリング(ごっこ)を受けるところから始まります(笑)
リロが亡き母の誇れる娘になろうと、創作ダンスに向けて頑張る姿が健気だし、自分の悩みを理解してもらえないスティッチが、それでもリロの手伝いをしようとするのが切ない。
ふたりともプレスリーの大ファンで、創作ダンスのひらめきを求めて、彼の縁の場所を訪ねる過程も、笑あり涙ありで見ごたえ十分。ラストの奇跡はちょっと安っぽかったけど、その後のダンス発表会の顛末はよかった。賞じゃないんだよね!

『スティッチ!ザ・ムービー:STITCH! THE MOVIE』

TVシリーズに繋がるお話。スティッチに従兄弟が625体もいたと判明し、それを手に入れようと新たな悪役がジャンバ博士を誘拐。すっかりエイリアンとオハナ(家族)になったリロのお姉さんが、「MIB」的なエージェントと協力してジャンバ救出に奮闘します。
でも、本編は逃げ出して悪さをする”いとこ”の一匹を、リロとスティッチが追いかける方。寂しがり屋のスティッチが”いとこ”に見せる優しさにはウルっときました。パワーダウンはいなめないけど、スティッチ好きなら楽しめます。
しかし、姉の彼氏の「リロたちがどうにかしてくれるだろ~?」な態度はどうなんだ(笑)

『リロイ&スティッチ:LEROY & STITCH』

TVシリーズの続きで、「リロ&スティッチ」シリーズの完結偏!
ハワイ中に散らばっていた従兄弟たちに名前と居場所を見つけてあげたリロたちが、その功績を認められるんだけど、その褒美としてジャンバは研究所を返してもらい、プリークリーは念願の大学教授になり、スティッチは銀河連隊の船長に。
リロを気遣い辞退するくだりはもうそれだけでウルウルきたし、寂しくてたまらないのに彼らを送り出すリロにも泣けてきました。5歳なのに大人だ…!
まあ、結局いろいろあってオハナが一番ってなるんだけど、プリークリーはちゃんと夢が叶ったわけじゃないのが可哀そう。一度くらい授業させてあげてよ!
あと、従兄弟なのに忘れ去られてた黄色い子も、ここでやっと名前をつけてもらって大活躍。
スティッチ好きなら観ておきたい作品です。

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映画「子供たちの王様」観た

 | ドラマ  com(6) 
Tag:チェン・カイコー 中国 

子供たちの王様
製作:中国’87
原題:孩子王
監督:チェン・カイコー
原作:アー・チョン
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】文化大革命の最中。教師経験もないのに山奥の学校に赴任してきた青年”やせっぽっち”は、校長に言われるまま、毎日子供たちに教科書を写させていた。だが、賢いワンフーの指摘で新しい教育方法を模索する事に。やがて、自分の言葉で作文を書かせるようになり…。

かなりスローテンポだし、ところどころ意味のわからない幻想的描写があったものの、子供たちと笑顔で授業するようになっていく様子に感動しました。
写しているだけで、漢字の意味も内容もよくわかっていなかった子供たちに、短い文を書かせることから始め、自分の気持ちを素直に表現する事を教えていくんですよね。初めての作文はクラスで笑い声が起こるようなものばかりなんだけど、「あったことを正直に書いている」「自分の事だけじゃなく人の事も書いている」と良いところをきちんと褒めて、学ぶ事の楽しさを教えていきます。こんな先生がいたら、わたしも作文が苦手になったりしなかっただろうなぁ。
黒板を書き写す授業がつまらないと言っていたワンフーが、ある事をきっかけに、辞書を写す事に熱中していく皮肉な展開もいい。静かなドラマに引き込まれます。
音楽教師になりたがる姉御のキャラと、ラストの歌もよかった!
ただ、時代背景がわかっていればもっと楽しめたかも。文化大革命が民衆に与えた影響って、こういう詰め込み教育で感情や思想の自由を失ったってことでしょうか?
それと、映像が87年製作にしては汚かったです。中国の美しく情緒溢れる風景が素晴らしかったので、これで映像もクリアだったら…と残念に思いました。
ちなみに、タイトルは”教師を嘲った呼び名”のこと。”やせっぽっち”も悪口みたいなもんだし、ろくな呼ばれ方してないな(笑)

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