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素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「チリンの鈴」観ました

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Tag:日本 

チリンの鈴
製作:日本’78
監督:波多正美
原作:やなせたかし
ジャンル:★ドラマ/ファンタジー

【あらすじ】狼ウォーに母親を殺された子羊チリン。強くなければ生きられないと、チリンは仇であるウォーに弟子入りする。やがて3年の月日が経ち、狼ウォーの相棒として、周囲の動物に恐れられるようになったチリンだったが…。

ヤバイ!超痺れました!!
可愛い子羊(その他2作品のキャラ)が描かれたジャケットだったので、こんな展開になるとは思ってもみませんでした。時代劇や西部劇、「ランボー」などが好きな人におススメです!
冒頭から湿っぽい曲が流れて、悲しい物語なんだろうと覚悟はしていました。でも、ラストはそんな単純なものじゃなくて、寂しさと虚しさと喪失感が押し寄せてくるような感覚。最初は湿っぽいと思ったテーマ曲が、その余韻をさらに深いものにくれるんですよね…。
ウォーとチリンの関係は、「ドラゴンボール」のピッコロと悟飯を思い出しました。親を殺したウォーに弟子入りし、力を求めるチリン。その間に、親子のような感情が芽生えてゆきます。
ハードボイルドなウォーが魅力的でした。名台詞が多くて、なかでも「悲しみで心の牙を砥げ!」というセリフと最後のセリフが印象的。
ラストは、強さを求めた者の寂しい末路が容赦なく描かれます。サンリオとは思えないシビアな展開…。46分と短い作品ですが、生きることや親子の愛情、そして憎しみや恐怖から生まれる強さについて考えさせられました。
子供には重い内容ですが、しっかりと大事な事を心に刻み付けてくれる、そんな名作アニメだったと思います。
この作品を教えて下さった方、ありがとうございました!

映画「メアリー&マックス」観ました

メアリー&マックス
製作:オーストラリア’08
原題:MARY AND MAX
監督:アダム・エリオット
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】メルボルンに住む8歳の少女メアリーは、電話帳から変わった名前を選んで手紙を出した。コミュニケーションが苦手で孤独な日々を送っていたNYの肥満男マックス・ホロウィッツは、それにタイプライターで丁寧な返信を綴り…。

人形のストップモーションアニメです。
手作り感あふれるキャラクターや街並み、最初は少女と中年男の微笑ましい手紙のやりとりから始まる事などから、ほのぼのストーリーを思い描いていたんですが、案外重くて深いドラマで驚かされました。重いというか、けっこうな鬱展開です。
デフォルメされたキャラクターから、変なところも個性なのかと思いきや、実はアスペルガー症候群というリアルな理由があったり。かと思えば、車椅子のおじいちゃんが家を出ようとすると、何かしらトラブルが発生して出られないというコメディ要素もあって、予測が付かないところが怖い。
でも、大きな障害を乗り越えて、ふたりが数十年にわたり心を通わせていくのには心あたたまりました。幼い頃のメアリーの手紙の文章から伝わってくる純粋さと健気さと孤独感。それに共感し、精一杯自分なりの返事を出すマックス。何もかもが灰色の街ニューヨークと、セピア色が優しいメルボルンの町を、ふたりの手紙と想いとチョコレートが往復します。
彼らの友情は、鬱展開をも乗り越える、感動を与えてくれました。
印象に残ったのは、泣けないマックスのためにある贈りものを用意するエピソードと、精神的に参ったメアリーが、フラフラとサイドテーブルの上に立つシーン。世にも哀しい「ケ・セラ・セラ」が響き、彼女が指揮者のように腕を振ると、壁にかけられた幸せな頃の写真が踊りだします。
最後までほろ苦いドラマに魅せられました。

映画「プリンス&プリンセス」観ました

プリンス&プリンセス
製作:フランス’99
原題:PRINCES ET PRINCESSES
監督:ミッシェル・オスロ
ジャンル:★ファンタジー/ドラマ/ファミリー

【作品詳細】TVシリーズとして製作した短編アニメ「もしもの映画」から、王子と王女をめぐる物語を厳選したオムニバス。「プリンセスとダイアモンド」「少年といちじく」「魔女」「泥棒と老婆」「冷酷なプリンセス」「プリンス&プリンセス」の全6話。

影絵みたいなお伽話の詰め合わせです。
謎の博士が作った機械で衣装や舞台を作り出し、少年と少女が、思いつくままにプリンスとプリンセスの物語を演じているのかな。細かい設定はよくわからないけど、妙に淡々として、ロマンチックだったりシュールだったりと、変な魅力がありました。
「プリンセスとダイアモンド」は、呪いに囚われたお姫様を救うお話。111個のダイヤモンドを砂時計が落ちる(数分)までに拾って、首飾りを完成させるという無茶な試練に、心優しい青年が死をも覚悟して挑戦します。正統派メルヘンの世界。
「少年といちじく」は、季節はずれのいちじくの実を女王に献上する青年の出世物語。いちじくを味わう女王の「んぅ~ん!」というセクシーな声が笑えます。食べてばっかの女王に尽くす青年に、恋愛感情はあったんだろうか?
「魔女」は、以前観た「キリクと魔女」の原型かな。同じ監督さんだったんですね。城の中の描写がひときわ美しかったです。
「泥棒と老婆」は、日本を舞台にしたお話。少女が老婆役をやりたがって始まったんだけど、老婆というより妖怪の一種だったような。内容は”泥棒はいけないよ”っていう教訓話で、当然の事ながら王子と王女がでてきません。
「冷酷なプリンセス」は、未来のお話。求婚してくるプリンスたちと、日没まで王女から隠れきれば結婚、見つかったら死刑という冷酷なゲームをしていたプリンセスに、ウタドリ使いの青年が挑むお話。未来設定以外はロマンティックなメルヘンの世界。プリンセスの心情も描かれていて、一番見ごたえあったかな。
最後はタイトルにもなってる「プリンス&プリンセス」。最後にこれをもってくるとは(笑)
メルヘンの世界の化けの皮を剥ぐような、シュールなお話。王子が王女にキスをすると…。オチがピリリと効いてます。

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映画「ルパン三世 カリオストロの城」観ました

ルパン三世 カリオストロの城
製作:日本’79
監督:宮崎駿
原作:モンキー・パンチ
ジャンル:★アクション/犯罪コメディ

【あらすじ】ニセ札を作っていると噂の小国カリオストロ公国へやって来たルパンたち。そこで、悪漢に追われる少女クラリスを助けるが、再び連れ去られてしまう。彼女は大公家のひとり娘で、カリオストロ伯爵によって城に幽閉されているのだった。

そういえば最近は観てないということで再見してみました。
そしたら記憶違い発覚。これにロボット兵はでてないんだね!?
調べたら、ロボット兵がでるのはTV第2シリーズの最終話「さらばいとしきルパンよ」でした。個人的にロボット兵は嫌いなので、この作品の好感度UPです。
まあそれがなくても、ルパンは格好いいし、次元は可愛いし、不二子ちゃんはいい女だからOKですが。この3人大好き!
とくに、偽札に埋もれながらはしゃぐ次元が好き。この前、「荒野の七人」の登場人物を調べていて、次元がナイフ投げのブリットをもとにしたキャラクターだと知ってビックリしたんだけど、わたしの知ってる次元は渋いうえに可愛いよ? 少年のようにはしゃいじゃうよ? むしろ、五右衛門のほうが寡黙でしょ?(シャイだけど)
そして、ルパンを語るのにこのひとは外せない銭形のとっつぁんも、普段の三割り増し素敵でした。がむしゃらでさわがしく、でも決めるときはビシッと決めてくれます(ラストのセリフはちょっと恥ずかしい)。
中盤はルパンと息ぴったりで、さすが長年追いかけてるだけあるなぁとか思っていたら、ふたりは大学の先輩後輩だったんですね。
ってことは年齢差ほとんどないのに”とっつぁん”呼ばわり!?
…いやでも、そういえばわたしの同級生にも”とっつぁん”って呼ばれてるひと居たわ(笑)

そんな感じでいつものメンバーは多少雰囲気違ってもいつものメンバーで懐かしく思いました。
そして、ゲストキャラクターである、クラリスと庭師(アルムおんじそっくり!?)、ロリコン伯爵…はどうでもいいや、はもう宮崎駿作品のキャラクターまんまです。小さい頃から観てるから違和感なく溶け込んでみえるけど、あんまりクラリスが純真無垢なんで近寄りがたいオーラを感じました。わたし的にはちょっとワルなふじこちゃんのほうが好きかな。
ラストシーンはほんといいですね。あそこで抱きしめてたら二度と観ないところだけど、やっぱりルパンは格好いい!

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映画「サマーウォーズ」観た

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Tag:日本 

サマーウォーズ
製作:日本’09
監督:細田守
ジャンル:SF/アドベンチャー/青春

【あらすじ】仮想都市OZが人々の日常生活に深く浸透している近未来。数学オリンピック日本代表になりそこねた高校生の小磯健二は、憧れの先輩、夏希に頼まれ夏休みに彼女の田舎に一緒に行く。そんな時、健二は謎のメールを受信し…。

わたし、この監督さんの描く日常のちょっとした会話なんかが好きなんですよね。あの間の取り方が心地いいです。そして、夏全開!というところもいい。後半はネット側を描いてばかりで今回はあまり満喫できなかったけれど、情緒ある夏の映画っていいと思います。

さて感想ですが、何よりお祖母ちゃんの存在感が際立ってました。なぎなた振り回すのはどうかと思うけど(笑)、絆の大切さというものを体現して生きてきたような人です。
この事件をかろうじて解決(一歩間違えば大惨事だった…)できたのは、あの場所に”特別な人たち”が揃っていたおかげなんだけども、そんなご都合主義な展開も彼女の存在があってこそだったと思うと納得できます。主人公もお祖母ちゃんに認められなかったら追い返されてただろうしね。あと、主人公の友人が縁の下の力持ちという感じでよかったです。

…思い返すと、あまり主人公が目立ってなかったような?
運悪くアバター使われたり、そのために犯人扱いされたり、カズマ君(女だと思ってた)の信頼を得たり、暗号解読したり…。え~と、他には…?
うん、まあ、最後に脳がショートしそうなほど頑張ってましたし、じゅうぶんですよね。

とまあ概ね楽しく観れたんですが、終盤みんなで『うぉ~~~!!』ってなったり変身したりするとこは恥ずかしくて観てられませんでした。相変わらずこのノリにはついていけません。
相変わらずというのは、昔観た細田監督の作品「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」でも同じ展開だったからです。今回この作品をつくったのは、高評価だった「ぼくらのウォーゲーム」が”デジモン”の映画であるために一部のひとにしか観てもらえなかったためでしょうか。
仲間との絆から家族との絆に重点を置き換え、夏休みに子供と一緒に観られる作品になってたと思います。

映画「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 私を愛した黒烏龍茶」観ました

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Tag:日本 

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIEII 私を愛した黒烏龍茶
コンピューター・ウイルスの”ブルース・ウイルス”攻撃!
製作:日本’08
監督:FROGMAN
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】世界征服を企む秘密結社”鷹の爪団”の吉田は、DXファイターがブログ炎上で干されているのをニュースで見て、サイバー攻撃での世界征服を思いつく。さっそくレオナルド博士の発明でサイバースペースに潜入する鷹の爪団だったが…。

これは面白かった! 前作もそうだったけど、終りまでずっと笑ってました。
鷹の爪団も総統たちも相変わらずのダメっぷりだったし、前回お亡くなりになったフィリップが新発明のリモコンで復活って!それを利用しちゃうフィリップも凄いけど、レオナルド博士はほんとに何でもアリなのね。熊なのに、そして可愛いのに。(笑)
前回大活躍だった菩薩峠くんは、やっぱり何でもアリのエスパーなので、今回は病気でリタイア。活躍はしなかったけれど、総統の親心(?)を垣間見れました。(本当の息子にも見せてやって!)
そして、悪どい正義のヒーローDXファイターは、落ちぶれてオオサンショウウオたちと家族ごっこ…寂しすぎます。本当の家族はどこいった?
サイバースペースで吉田くんたちを導く美津子さんも、彼らレギュラー陣に負けず劣らずいいキャラしてました。最後のあれはちょっと酷かったけれど…。

この映画の後の話が、ちょっと前までTVシリーズでやっていたんだけど、だんだん本当に性質の悪い組織になってきているのが哀しかった…。その点、この作品ではまだ純粋さを保っている感じで良かったです。
ばかばかしい脱力コメディなので観る人を選びそうですが、合う人ならメチャクチャ楽しめる作品だと思います。

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映画「アズールとアスマール」観た

アズールとアスマール
製作:フランス’06
原題:AZUR ET ASMAR
監督:ミッシェル・オスロ
ジャンル:アドベンチャー/ファンタジー

【あらすじ】ヨーロッパ。アラビア人の乳母の息子アスマールと、兄弟のように育ったアズール。だが、領主である父親は彼らを引き離し、乳母親子は屋敷を追い出された。やがて、立派に成長したアズールは、乳母の話していた妖精を救うため旅立つ。

色彩豊かで美しいけれど、リアルとは言い難い独特な絵柄のアニメーション作品。テンポや間も独特なので、絵と相まって独創的な世界観を確立していると思います。リアリティだけを追求したCGアニメーション作品とは違って、不思議な魅力に溢れていました。

同じ監督の作品「キリクと魔女」を観たときも思ったんですが、”母親”の言葉に魔力が宿っていそうな迫力があります。
始めに母親が世界のことを話して聞かせ、子供はそれを丸ごと信じて話が進んでいく。話をするまでは現実にあるどこかの国という雰囲気なのに、母親が世界の不思議を話すことで現実にファンタジーが入り込んでしまった…という印象を受けました。
また、キリクの母親は達観した様子で危機的状況でも悠然としていましたし、この作品では追い出された乳母が教祖(?)に成り上がっていたりと、どこか他のキャラクターたちとは違う”高みの存在”のよう描かれ方をしています。
つまり、この世界は母親が作ったもの…この物語自体が枕元で母親が話す御伽噺という感じなんですよね。なのでストーリーは普遍的なものになっています。

可笑しかったのが、試練を乗り越えた王子(的な存在)と結婚しないと呪いが解けない妖精が、素敵な男性じゃなければ試練を乗り越えても姿を現さないようにしていたこと。ま、結婚相手なんだから選んで当然だけどね。それで、同時に二人たどり着いてしまい、どっちと結婚しようか真面目に悩みだすのも妙に笑えました。
こういうノリが好きなら楽しめるかもしれません。でも、映像は一見の価値ありです→公式サイト(解説が消えるのが早すぎて読めん…)

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映画「風が吹くとき」観ました

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Tag:イギリス 

風が吹くとき
製作:イギリス’86
原題:WHEN THE WIND BLOWS
監督:ジミー・T・ムラカミ
原作:レイモンド・ブリッグス
ジャンル:★戦争/パニック/サスペンス

【あらすじ】イギリスの片田舎で年金生活を送る老夫婦ジェームズとヒルダ。国際情勢の悪化で三日以内に戦争が始まるというニュースに、彼は政府のパンフレットに従い屋内核シェルターを造り始める。だが、それは余りにも科学的根拠のないものだった。

「スノーマン」の作者が描いたグラフィックノベルを映画化したアニメーション作品。ほのぼのした絵柄に反し、被爆で衰弱してゆくふたりを淡々と描いており、観た後ずっしり重い気分にさせられます。
わたしがこの作品を初めて観たのはおそらく5歳で、夏休みに学校の体育館で上映していたのを観たんだと思います。子供には重過ぎる内容ですが、その頃わたしは感受性が皆無で「ドアで爆弾防げるわけないじゃん、馬鹿じゃねーの」くらいにしか思ってなかったんですよね。しかも、被爆のことも理解していなかったし。暗くて退屈な映画という印象しか持ってませんでした。
でも今回観直してみて、老夫婦のあまりの無関心さに恐ろしくなってしまいました。
もし、これが核攻撃でなく空襲や災害後の物語だったとしても、彼らは直前まで興味を持たないし(奥さんは直前でも持たないだろうけど)、目の前の状況を無視して政府の言う通りに行動するだけだったんじゃないでしょうか。
お互いを思いやる姿は美しいのですが、現実を見ずに自分で考える事を放棄し、ただ政府(あるいは神?)を妄信する姿は愚かであり、人間として大切なものが欠けているように思えます。
反核についてもですが、色々な事を考えさせられる作品でした。

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映画「機動戦士ガンダム 第08MS小隊ミラーズ・リポート」観た

機動戦士ガンダム 第08MS小隊ミラーズ・リポート
製作:日本’98
監督:加瀬充子
原作:矢立肇 富野由悠季
ジャンル:SF戦争

【あらすじ】宇宙世紀0079年。ジオンの新型モビルスーツ”アプサラス”と接触した第08小隊の隊長シロー。その時いちど姿を消した彼に対し、軍上層部はスパイ容疑をかける。情報部から来たアリス・ミラーは、彼からエリア847での出来事を聞きだし…。

ガンダムシリーズOVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の劇場版で、長編アニメの途中に入る”おさらい総集編”のような内容。よって、結末が描かれておらず、OVAを観てない人には尻切れトンボに感じるかも。
OVA含めての感想としては、主人公のシローが熱血タイプでアマちゃんで士官なうえに、敵のアイラと戦うよりもいちゃいちゃしてる事が多かったりで、あまりガンダムを観てる気がしないです。でも、ガンダムということに拘らなければ、観やすくて割と面白い作品でした。
キャラクターはけっこう極端な性格が多く、好き嫌い分かれそうですが、シローに想いを寄せるゲリラの少女キキは可愛かったです。私的に、ZZのエルピー・プル、Zのファ・ユイリィの次くらいに好きなガンダムヒロイン。

あと、実は私”巨大な人型のロボット”というやつが大の苦手なんですよね。じゃあなんでガンダム観てるかというと、初めてまともに観たのが「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」で、ドラマ性重視だと知ったからなんですが。ま、それは置いといて。そんな私がこの作品の”陸戦型ガンダム”だけはカッコイイと思いました。(ちなみにザクは可愛いと思います。)
私のイラストで伝わるか分かりませんが、シンプルでバランスが良さそうなところが好きです。

ところで、今夜はBS2で「機動戦士Vガンダム」ですね。数話だけみたいですけど、例のカテジナさんがどう変貌したかは観れると思います。私も最初と最後だけ見直してみようかな(笑)

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映画「真夏の夜の夢(1959)」観ました

真夏の夜の夢(1959)
製作:チェコ’59
原題:SEN NOCI SVATOJANSKE
監督:イジー・トルンカ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
ジャンル:★アート

【あらすじ】妖精の女王ティターニアを振り向かせるため、森の王オーベロンはいたずら者の妖精パックに”一目見た者を好きになる魔法の花”を取りに行かせた。その頃、婚礼の準備で賑わう町から、恋に悩む4人の男女と素人劇団が森にやってくる。

小学校の頃いちど読んだきりの「真夏の夜の夢」に、トルンカの人形アニメで再びまみえる事となりました。前回観た「チェコの古代伝説」と比べると入り込みやすいんですが、喜劇というよりは幻想的な世界を楽しむ芸術作品という感じです。町のこじんまりした様子から、森の妖精たちが舞い踊る夢のような場面に移ったときは世界が変わったようでした。

気になったのは、オーベロンとティターニアが私の覚えているのと違うんですよね。私の記憶ではこの2人夫婦だった気がするんですが、こちらではオーベロンが言い寄っているだけのように見えるし、魔法の花を使う理由も振られた腹いせのようでした。(器ちいせぇ…)しかも、最後は花を使って自分に惚れさせて…。彼が最低な男になっていて、最後まで幻想的な雰囲気に浸れなかったのがちょっと残念。

この後、朝を迎えて恋人たちは町へ戻り、素人劇団が劇を披露します。
人形たちがライオンや恋人たちの前に立ちふさがる壁の扮装をしたり、丸顔のおじさんがランタンで顔を照らして月を演じていたり、不思議な感じで可愛らしいんですよね。
妖精たちがつくりだす世界と、人間のつくりだす世界の二つを楽しめたと思います。

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映画「チェコの古代伝説」観た

チェコの古代伝説
製作:チェコスロバキア’52
原題:STARE POVESTI CESKE
監督:イジー・トルンカ
原作:アロイス・イラーセク
ジャンル:歴史劇/ファンタジー

【あらすじ】チェフによってプルタバの湖畔に辿り着いた人々がいた。彼らは木を倒し、家を造り、農耕を始め、その地に根付いていった。その地はチェフの名にあやかって”チェヒ”と名付けられ、彼の死後リプシェという女性が国を治める。だが、やがて彼らのなかに女性の支配者を望まないものが現れ…。

人形アニメ大国チェコの巨匠イジー・トルンカの作品です。
この前の「バヤヤ」がわたし好みだったので楽しみにしていたんですが、今回は歴史劇なうえ説明がほとんどなく、あまりストーリーを楽しむ事が出来ませんでした。
解説を調べてみたところ、建国の歴史を6つのエピソードで描いていたらしく、思い返してもどこからどこまでが一つのエピソードだったのかすら判別できない始末。人間でさえ見分けられない時があるのに、沢山の人形が登場して名前をほぼ呼ばないのはキツいです。チェコの歴史に詳しい人じゃないと、一回で理解するのは難しいかも。

とはいえ映像の美しさは相変わらずで、恋人たちが森で夢のようなひと時(ひざ枕でいちゃいちゃ)を過ごすシーンや、湖での描写は目を見張るほど。youtubeあたりで”jiri trnka”と検索すると幾らでもでてくるようなので、気になる方はそちらでどうぞ。(面倒臭がりでスミマセン) 元々セリフがほとんどないので、言葉が分からなくても問題ないと思います。
トルンカ作品は三つしか観てませんが、「飛び立つ鳥」「芽吹く植物」「音楽とダンス」がよく出てくるんですよね。
…何か意味があるんでしょうか?

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映画「バヤヤ」観ました

バヤヤ
製作:チェコスロバキア’50
原題:BAJAJA
監督:イジー・トルンカ
原作:ボジェナ・ニェムツォヴァー
ジャンル:★ファンタジー/ロマンス

【あらすじ】母親が去り悲しみに包まれる家で、父親とふたり貧しく暮らす青年がいた。ある晩、白馬に姿を変えた母親が現れ、彼は導かれるままに旅立つ。やがて、3人の美しい姫のいる国に辿り着くが、彼女たちは三匹の竜に身を捧げる運命にあった。

チェコの民話をもとにした、幽玄な美しさをもつ長編人形アニメーション。
騎士の鎧に身を包んだ青年が、竜への供え物になろうとしていた3人の姫を助けます。姫たちは騎士に想いを寄せるものの、鎧を脱いだ彼には気付かず…というお話。
セリフは少なく、人形の動きもややぎこちないものですが、顔の角度や光の具合で表現される”感情”が素晴らしく、まるで人形たちが生きているかのように見えました。
とくにヒロインである末姫の優美な身のこなしや、悲しみを湛えた表情は(描かれた顔が変わった訳ではないのに)神秘的なほど。そんな彼女を元気づけようとする老道化師も可愛らしく、耳をぴょこぴょこさせたりでんぐり返しをしたり、何も出来なくて落ち込んだりと感情豊かに描かれています。
セリフどころか説明もほとんどないため、何故母親は馬になったのか、母親の罪の償いが息子による竜退治でいいのか、そのあいだ取り残された父親は可哀想すぎやしないか、など気になる点もいくつかありますが、観終わって出会えてよかったと思える傑作でした。
他の作品も機会があったら是非観てみたいと思います。(BSでやってくれるかな?)

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映画「鉄コン筋クリート」観た

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Tag:日本 

鉄コン筋クリート
製作:日本’06
監督:マイケル・アリアス
原作:松本大洋
ジャンル:アクション/ドラマ

【あらすじ】宝町を自在に飛び回り、スリやかっぱらいをして生きる少年シロとクロ。彼らは”ネコ”と呼ばれ町を縄張りにしていたが、そこへ昔なじみのやくざ”ネズミ”が戻ってくる。彼らは町の再開発を名目に、謎の男”蛇”を呼び寄せ…。

賑やかな町並みやシロの生みだす幻想の鮮やかな色使い、躍動感あふれるキャラクターの動きなど、アニメーションとしては素晴らしかったと思います。ただ、CMを観たときに感じた涙がこみ上げるほどの感動はありませんでした。(CMに感動しすぎ?)期待しすぎたせいなのか、観終わってどこか物足りなさを感じたというか…つまらなくはないけど響かなかったんですよね。

わたしは映画を観る時、そこに描かれている人・時間・場所だけではなく、それらが無限に広がって生きていると感じられるかどうかを重視していて、それさえあればただの食事風景でもちょっとした挨拶でも至福の瞬間に感じられます。でも、これではそれを感じなかった訳ですよ。宝町の外は白紙の世界しかないような気がするし、シロたちの他人との交わりは一方的で広がっていかない気がします。
まあ、この作品はシロとクロの”目”を通して見た世界を描いているようなので、閉じていて当然な気もするんですが、最後まで”二人だけの閉じた世界”のままで終わってしまう(ように見える)のはちょっと寂しいような。
シロが学校の子供たちをじっと見つめていたのは、その寂しさを知っていたからじゃないのかな?

映画「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」感想

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇
製作:日本’98
監督:青木康直
原作:矢立肇/富野由悠季
ジャンル:SF/戦争

【あらすじ】AC196年。全ての武力を放棄しようとする世界に続き、ヒイロたちもガンダム4機を太陽に廃棄しようとしていた。しかし、トレーズの実の娘だという少女マリーメイアが軍を率いて宣戦布告。外務次官であるリリーナも拉致されてしまう。

どうも。洗濯機用の排水溝を掃除し忘れて、元旦から洗面所を水浸しにした大馬鹿者です。正月だからって怠けたらダメという啓示か?ってゆうか、あんな排水溝、存在自体忘れてました。
…という訳で、こんな時こそ思い切って生粋の電波アニメ「ガンダムW」の感想いきたいと思いま~す!
まずは人物紹介から。

●ヒイロ : 「お前を殺す」が口癖の自爆マニア。でも宣言した相手を殺せたためしがない。自爆を見習おうとするトロワに対し「…死ぬほど痛いぞ」と天然発言。
●デュオ:言動が親父くさいが割とまともな少年。いつも貧乏くじを引く。
●トロワ:乱射狂で弾が尽きたら潔く諦める。ヒイロの自爆っぷりに心酔し、親切にしてくれたサーカスの人々を巻き込み自爆しようとする。
●カトル:「宇宙の声が聞こえる」とかのたまう電波少年。コロニーを3つほど落とした数日後、正気に戻った彼が市街で暴れる敵に一言「…酷い、関係ない人々を巻き込むなんて!!」
●五飛:負けて自信喪失してたかと思いきや、急に「オレに倒される者が悪だ」とか言い出す困った子。個人的理由でしょっちゅう邪魔してくる。
●リリーナ:「お前を殺す」宣言以来、ヒイロが来るのを夢見ている。
●その他:色々いるけど、劣化シャアことゼクスと科学者たちは性質が悪い。そして、サーカスのお姉さんはいい人。

TVシリーズで彼らがさんざん遠回りして得た平和が破られ、リリーナがさらわれるところから物語が始まります。ガンダムに乗ることになった時の回想シーンを挟みながら、電波なところは変わらずサクサク進行。でも私は、ある事が気になってストーリーどころじゃありませんでした。
だってWに翼生えてるヨ!?
他の機体もなんか違うし…武力放棄した筈なのに、こいつら何やってんだ。

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映画「ベルヴィル・ランデブー」観ました

ベルヴィル・ランデブー
製作:フランス/カナダ/ベルギー’02
原題:LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE
監督:シルヴァン・ショメ
ジャンル:★アドベンチャー/コメディ/ドラマ

【あらすじ】戦争で両親を亡くしふさぎ込む孫に、おばあちゃんは色んな物を買い与えた。唯一興味を示したのは”自転車”で、彼はやがて選手となって”ツール・ド・フランス”に出場する。しかし、レースの途中で何者かに誘拐され、おばあちゃんは愛犬ブルーノとともに”ベルヴィル”の街まで追いかけてゆく。

独特な絵とレトロな雰囲気、セリフはほぼなくコミカルな動きだけで物語は進んでいきます。
不健康そうな顔で自転車に没頭する孫と、そばでそれを支えるおばあちゃん、そして実は密かに下克上を夢見てる愛犬ブルーノ(笑)
キャラクターの大胆にデフォルメされた体つきには多少驚かされますが、小さいからだで笛を鳴らしながら孫を応援する姿や、天まで届きそう細長い船をボートで追う姿、親切な3姉妹とセッションする姿を見ていくうちに、すべてが可愛らしく思えてくるから不思議です。
ストーリー云々よりも、純粋にアニメーションとして楽しめる作品でした。

映画「ぼのぼの クモモの木のこと」観た

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Tag:日本 

ぼのぼの クモモの木のこと
製作:日本’02
監督:クマガイコウキ
原作:いがらしみきお
ジャンル:★ファミリー

【あらすじ】ペットのコゲトリ虫が居なくなり落ち込んでいたぼのぼのは、悲しみや苦しみを消すクモモの木のところへ行く。そこで、誰かが迎えに来るのを待つフェレット・ポポと出会い、2人は親友に。そんなある日、クモモの木の枝が何者かに盗まれ…。

懐かしくなって観てみたけど、不覚にも涙でてきた。
「ぼくは 友達だから。」
って、ぼのぼのがクモモの木に向かって歩き出したところ!
なんかもう、カッコ良いよぼのぼの。どうしちゃったんだよ、ぼのぼのぉ!!
…という具合に、割とお約束なストーリーだったにもかかわらず、すっかり見入ってしまいました。
フルCGでみんな無駄にフサフサしてるとか、シマリス君以外の声優が別人とか、アニメ版とは違う部分もあって馴染めないかとも思ったんですが、全然そんなこと無かったです。
アニメ版ぼのぼのの実はわざとやってるんじゃないかという「イラッ」とする声も好きですが、これの純真な子供って感じの声もなかなか良かったです。
これだけでだいぶ印象が変わりますね。
シマリス君とアライグマちゃんの相変わらずの”不毛なやり取り”も見れたし、原作やアニメを知らない人でも知ってる人でも楽しめると思います。
アニメ映画も侮りがたいですよね、ほんと。

映画「銀河鉄道999」観た

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Tag:日本 

ぼうっと光るつぶらな瞳が好きです。
銀河鉄道999

「銀河鉄道999(日本’79)」

監督:りんたろう
原作:松本零士
ジャンル:★SFアドベンチャー
機械のからだで永遠の命を得られる未来の地球。機械伯爵に母親を殺された鉄郎は、復讐のためアンドロメダ星で機械のからだを貰おうとしていた。ある日、アンドロメダ行き銀河鉄道のパスをくれるという謎の美女メーテルと出会い…。

面白かった!上手いことつなぎ直していて違和感ありませんでした。まあ、鉄郎が別人になっていたことには驚きましたが。顔が定まってなくて場面ごとに「誰!?」って思いました。車掌さんが空気だったのもちょっと気になります。でも、ゴダイゴの歌ってる主題歌は素敵で、まるで「青春映画」を観終わったような爽やかな気持ちになりました。

「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅(日本’81)」

地球に戻ってから機械人との終わりなき戦いに身を投じていた鉄郎は、ある日メーテルのメッセージを受け再び999で旅立つ。行き先不明だという999が始めに停車したのは、メーテルの生まれ故郷”ラーメタル”だった。
第一弾と比べると内容が薄いような…。メーテルは鉄郎の母親に似せていたと言ってたけど、彼女の元の顔もそっくりだった。この世界の美人はどうも見分けがつきません。

「銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー(日本’98)」

監督:宇田綱之助
機械帝国との戦いから1年。地球の新たなる支配者に処刑されようとしていた鉄郎は、999で駆けつけたメーテルに救われる。今、宇宙が闇の支配者に脅かされていると聞かされ、彼は”戦士の銃”を手に終着駅”アルティメイト”を目指す。

前2作では、メーテルの後頭部に秘密は無かったみたいですが、本作ではそのエピソードが復活しているようです。原作・TV版・映画版で内容が違うので、どれの続きかよくわかりませんでした。とりあえず鉄郎は原作通りちみっちゃいです。可愛いけど、アップになると強調しすぎて怖い…。
わたしは「誰かを生き返す」という行為には嫌悪感を感じるので、このストーリーは受け付けませんでした。

映画「時空(とき)の旅人」感想

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Tag:日本 

時空(とき)の旅人
民家型タイムマッシィ~ン
製作:日本’86
監督:真崎守
原作:眉村卓
ジャンル:SF/アドベンチャー/青春

【あらすじ】突然押し入ってきた少年に車を改造され、タイムスリップに巻き込まれた哲子たち。アギノ・ジロと名乗ったその少年は、新暦392年の未来から脱出して来たと言う。時間管理局の局員に追われ、彼らは織田信長の生きる時代へ辿り着く。

調べもせずに録画してみたら、角川の古いSFアニメ映画でした。
はっきり言って面白くはなかったんですが、いろいろぶっ飛んでいてある意味笑える作りになっております。
もちろん一番の笑どころは絵のシーン。
…これは笑えと言ってるんですよね。結構真面目な場面だけど、笑って良いんですよね?
タイムマシンを民家に偽装したのか、民家をタイムマシンに改造したのか (実際、車を10秒くらいでタイムマシンに改造出来る世界です) 定かではありませんが、何故に民家!? 光学迷彩とか無いんかっ!!
…未来人の科学力と考え方に疑問を感じます。

余談ですが、安土桃山時代の平均身長は男性で約157cm、女性で約146cmしかないそうです。ロマンぶち壊すようですが、現代の高校生が彼らのように子ども扱いされる筈ないですよね。

映画「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 総統は二度死ぬ」観ました

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Tag:日本 

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 総統は二度死ぬ
製作:日本’07
監督:FROGMAN
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】人や環境に優しい世界征服を目指す秘密結社・鷹の爪は、資金難から夜逃げを決行。しかし、しつこく追いかけてくる大家を振り切ろうとして、宇宙へ飛び出してしまう。そんな彼らを救助したのは、巨大な実験施設ピースボールだった。

感想書こうと思っていたのに、今の今まですっかり忘れてました。
別に面白くなかったわけじゃないんですよ?
ただ、映画を観てからTV版があった事を知り、ちょうどギャオで放送してたので今観てるところなんですよ。なんかまだ観終わった気がしなくて…。

まあ言い訳はこの辺にするとして感想なんですが、TV版を観ていない私でも非常に楽しめる展開でした。単純な設定さえ踏まえておけば誰でも楽しめると思います。
世界平和のために世界征服を目論む悪の秘密結社「鷹の爪」と、がめつく性質の悪い正義の味方「デラックス・ファイター」。そして、世界征服のためなら手段を厭わない本当の悪人「フェンダーミラー」が闘ったり闘わなかったりします。

この単純設定の中で、濃ゆいキャラがゆるーいシュールなギャグを展開します。有能な熊レオナルド博士のありえない発明とか、鷹の爪団の問題児・吉田くんの島根ネタ。それはもう笑いの連続なのですが、やっぱり一番のツボは唯一の常識人フィリップでした。
無口で「ヨ・シ・ダ・サーン」以外のセリフは滅多に口にしないフィリップ。
そんな彼の最大の見せ場が”あれ”って…。
なんかもう可哀想すぎて涙が出てきそうです。

…笑い泣きだけどね!

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映画「スチームボーイ」感想

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スチームボーイ
(画像クリックで大きいサイズ)
製作:日本’04
監督:大友克洋
ジャンル:アドベンチャー

【あらすじ】19世紀イギリス。発明好きの少年レイのもとに、祖父のロイドから小包が届く。中には「スチームボールを財団に渡してはいけない」という手紙と謎の小球が。そこに財団の使者たちが現れ、レイは訳もわからず逃げ出すことに。

最近映画の観すぎで疲れていたんですが、これを観てどっと疲れが出てきました。結局「スチームボール」ってなんだったんだろう…。なんか皆が皆ばらばら行動していて、関係性が見えてこないんですよね。主人公のレイが影薄いし。どうせならスカーレットがレイと出会ったことで資本主義な考え方を改め、二人でスチームボールを守ろうとする…みたいな流れだったら、二人が一緒にいる意味も出てきたんじゃないだろうか。
まとめるとこんな感じです。

スチームボール:熱いんだか冷たいんだかわからない蒸気を噴き出す不思議アイテム。
この世界の人間:やたらと丈夫で、噴き出す蒸気も海が凍る寒さも平気。
科学者:会話のキャッチボールが苦手。それが原因でこの騒動が起きたようにも見える。
財団のセンス:二足歩行メカをあの段階で売り込むチャレンジャー。どう強いのか説明してほしい。(その上、人が入ってるって…ただの詐欺だったのか?)
雑魚キャラ:人の命を顧みないくせに人質は取らない。印象薄いから、二度目の登場で誰だかわからない。
レイのパパ:人の話を聞いてるんだか聞いてないんだかわからない人。とりあえず、火傷で残った微々たる毛髪とは、きっぱりさよならした方がいいと思う。
アニメーション:上手い事編集してセリフ消せば、なんか凄い大作に見えるんじゃないだろうか。と思えるほど出来がいい。

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